香りは視覚の情報よりも、早く脳に届くといわれています。つまり、なりたい自分のイメージにあった香水を使うことで、相手にそのイメージの女性だと認識させられる可能性があるということです。

大人の女性をイメージさせたいのなら、上品な印象のレディースフレグランスを身にまといましょう。さらに、香りは相手の記憶にも残りやすいので、自分だけの香りを持っておくのがおすすめ！香りをコントロールすることは、相手によい印象を与えられるのです。

海外の人にとって、香水はメイクと同じ身だしなみの1つ。TPOに合わせてメイクやファッションを変えるように、レディース香水もシーンに応じて色んな香りを楽しんでいるのです。

デートにはマッチする甘い香りも、オフィスでは甘すぎるとマイナスになることだってありますよね。香水は自分の魅力を高めてくれるアイテムですが、シーンに合わせた活用が大人のマナーといえるでしょう。洋服が1着ではないように、香水も種類を揃えておくと便利です。

レディース香水は周りへ影響を与えるだけでなく、自分自身へもよい影響を与えてくれます。心地よい香りを身にまとうと安心感があったり、やさしい気持ちになったりしますよね。「やる気が欲しい」「可愛らしさが欲しい」など、自分自身の気持ちを高めるうえでもレディース香水を身にまとう習慣があるとよいでしょう。

気持ちのアップダウンはあって当然ですから、いくつか種類を準備しておき、香りを使ってよい状態を持続できるようになるのがベストです。

レディース香水には香りの強さによって種類があります。パルファムが最も香りが持続し、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンの順に香りが弱くなり、持続力も落ちるので短時間で香りを楽しむのに向いているでしょう。

初心者の人であれば、香りの弱いオーデコロンから始めるのがおすすめ。香りに慣れてきたら持続力のある香りへと移行し、フレグランスの世界をより楽しんでみましょう。

自分の好きな香りで選ぶのももちろんおすすめですが、せっかくなら演出したい自分の印象でレディースフレグランスを選んでみてはいかがでしょうか。

フローラル系であればフェミニンで可愛らしい印象を与えますし、ムスク系であれば色っぽい雰囲気をプラスできます。初心者なら石鹸のように誰からも好かれるような清潔感のある香りがおすすめ！理想とする人がつけている香りを参考にするのも1つの方法ですし、ブランドイメージを活用するのも手です。

レディース香水は常に同じ香りではなく、時間とともに香りが変化するのが特徴です。トップノート、ミドルノート、ラストノートと香りが変化していきます。ミドルノートがそのレディースフレグランスのメインとなる香りで、人に会うときはミドルノートが香り立つタイミングを逆算して香水をつけるのがベストです。

つけたばかりは爽やかだったけれど、時間が経つにつれて濃厚な香りになって使う場面に合わないなんてこともあります。トップの香りだけでなく、ラストノートまでの香りの変化をチェックしておきましょう。