脂肪を燃やしてスッキリと痩せるためには、有酸素運動も合わせて行うのが効率的。忙しい方は、毎日の通勤時間を有効活用して有酸素運動を取り入れてみましょう。

難しいことはまったくなく、普段エレベーターやエスカレーターを使っている人は階段を使う、いつもよりも大股で早歩きをするのを心がける、ということでOK。お尻や足の筋肉が使われているのを意識しながら、体幹を意識して歩くようにしましょう。時間に余裕があるときは、1駅分歩くのもよいですね。

ダイエットを続けていく中で、誰もが持つ悩みが「頑張っても痩せない時期が訪れる」こと。とくにダイエット初心者さんは頑張っているのに痩せない現実に、何をすればよいのかパニックになってしまうでしょう。冷静に対処するためにも、頑張っても痩せない原因をあらかじめ知っておくことが重要です。

まず考えられる原因は、停滞期に入っていること。停滞期の原因は、食事制限によって身体が飢餓を感じ、少ないエネルギーで動けるよう省エネ状態になっているからです。こんなときは、食生活に波をつけてみるのがよいでしょう。例としては炭水化物を1日だけ増やしたり、我慢していた甘いものを食べたりするなどです。

「チートデイ」といわれる方法で、一時的に多く食べることで身体に「飢餓状態ではない」ことを伝えます。その後焦らずダイエットを続けていけば、また体重がするすると落ちていくはずですよ。

女性がダイエットする際、「生理」が大敵となる場合があります。とくに注意したいのが、生理前や生理中。「プロゲステロン」という女性ホルモンが分泌され、脂肪や水分を蓄えようと食欲が増加し、むくみや便秘が起こりやすくなりがちです。

もし生理前や生理中に痩せにくくなったと感じた場合は、身体をゆるませるストレッチを行なったり、大豆イソフラボンを意識して摂取したり、といった対処方法がおすすめ。逆に生理後2週間程度はダイエットにとってチャンスタイムのため、生理前や生理中は身体を休ませる時期と割り切り、生理後に運動などを頑張る方法に切り替えましょう。

ダイエット初心者が陥るもっとも大きな壁は、モチベーションが続かないこと。実際に始めてみると実感しますが、ダイエットは決して楽な道ではありません。今まで続けてきた生活を変えなければいけないため、精神的にも辛さを感じることが多いでしょう。

そんなときは、すべてを諦めてしまうのではなく、小さなことを継続するのがおすすめです。たとえば、甘いものが食べたくなったときはお菓子ではなく果物にしてみたり、プロテインバーにしてみたりなど、いつもよりヘルシーなものに置き換えてみましょう。

小さな変化でも日々積み重ねることで身体の変化につながり、再度モチベーションが保てるようになるはずです。0か100かではなく、1歩ずつでも自分の理想に近づいていることを意識してダイエットを継続するようにしましょう。

ダイエットは何から始めるのが正解かわからない…という初心者さん向けに、正しい始め方や痩せる方法、食事や運動のコツをご紹介してきました。ダイエット初心者が効率的に痩せるためにとにかく心がけたいことは、ハードルを極限まで低くし、思い立った日から少しずつ実践すること。

ほんの少しの努力でもコツコツと毎日行うことで習慣化し、自然と引き締まった体型に変わっていくはずですので、一歩ずつ頑張っていきましょう。