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むくみすっきり!小顔マッサージで老廃物を流す簡単セルフケアのやり方を伝授
セルフの小顔マッサージは、美容意識の高い女性が日頃から取り入れている美容法。「顔の大きさは骨格の問題では?」と思う方も多いですが、マッサージでむくみをケアすると骨格を変えることなくすっきりとした印象をゲットできます。
今回は、綺麗な輪郭に導く小顔マッサージのやり方を徹底解説。初心者の方もすぐに実践できる簡単な方法をレクチャーしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「小顔マッサージ」で得られるさまざまなメリット
むくみが取れて輪郭がすっきりする
顔のむくみが起こる主な原因は、余分な水分や老廃物が溜まること。そのため、小顔マッサージで外から刺激を与えるとリンパの流れがよくなり、むくみがすっきりします。
継続したケアで骨格の立体感が際立つため、顔痩せしたい方にもおすすめ。顔が小さくなると全身のバランスが向上し、スタイルまで美しく見えるメリットも期待できます。
クマ・くすみが軽減する
顔の印象をどんよりさせる目の下の青クマやくすみで悩んでいる方は多いですよね。小顔マッサージは顔周りの血行促進効果があるため、これらの悩みへダイレクトに働きかけます。
クマやくすみがなければ毎日のメイクが簡単に済み、ナチュラルなすっぴん風メイクも自信を持って楽しめるでしょう。
筋肉のコリや疲れがすっきりする
顔の筋肉は食事中の咀嚼や表情作りを担っていますが、使いすぎている部分は硬くなったり疲れたりします。どんな方でも日常のクセがあるので、アンバランスに使った筋肉はセルフの小顔マッサージで習慣的にケアするとよいでしょう。
また、頭・首・肩周りの筋肉も顔の筋肉に影響を与えるため、根本的な改善を目指すなら顔だけでなく周囲もほぐすのがコツです。
肌のコンディションが整う
小顔マッサージはすっきりとした輪郭や立体的な骨格を引き出すだけではなく、肌もよい状態に整えます。顔全体のリンパや血液の流れがスムーズになることで、すこやかな肌作りに欠かせない酸素や栄養が十分に取り込まれるのです。
セルフマッサージでトラブルのない綺麗な肌をキープしましょう。
セルフで小顔マッサージ!老廃物を上手に流すコツとは?
小顔マッサージで使用するアイテムの選び方
種類別のテクスチャー
種類 | テクスチャー | おすすめの方 |
---|---|---|
オイル | 軽やかにするすると伸びる | ・すべりのよさを重視する方 ・こっくりとしたベタつきが苦手な方 ・オールスキン対応 |
ジェル | みずみずしくて弾力がある | ・さっぱりした使用感が好きな方 ・普通肌~脂性肌の方 |
クリーム | こっくりとして厚みがある | ・摩擦を軽減したい方 ・しっとりした使用感が好きな方 ・乾燥肌や敏感肌の方 |
小顔マッサージでは、皮膚の摩擦や負担を軽減するために専用のマッサージオイルやジェル、クリームを使用しましょう。それぞれテクスチャーが異なるので、肌質や用途によって選んでみてください。
肌悩みに沿った配合成分
マッサージオイルやクリームなどを選ぶ際は、配合成分にも注目。肌の悩みに適した成分が入っていると、むくみ対策をしながら自分に合ったスキンケアも同時にできます。
乾燥が気になる方は保湿成分にこだわったタイプ、脂性肌・ニキビ肌の方は皮脂分泌を抑えたり毛穴を引き締めたりするタイプがおすすめ。とにかくすっきりとした小顔に近付きたい方は、血行促進や肌の引き締め成分、じんわり温まる温感タイプもよいでしょう。
セルフ小顔マッサージのおすすめのタイミング
セルフの小顔マッサージに最適なタイミングは、朝のメイク前や夜のスキンケアのときです。
朝に行うと起き抜けのむくみやくすみを綺麗にケアして、メイクが映えるコンディションに。夜は気になる部分をじっくりほぐせるタイミングなので、今すぐ疲れをすっきりさせたい日やイベント前夜のセルフケアにおすすめです。
小顔マッサージで大切な「4つのリンパ節」
網目状に全身へ広がっているリンパ管は、むくみの原因である老廃物や余分な水分が流れている器官。そのリンパ管が一時的に集まる部分はリンパ節といい、身体の至るところに存在します。
ここでは、小顔リンパマッサージに関わるリンパ節を4つご紹介しましょう。
リンパ節 | 部位 | 特徴 |
---|---|---|
耳下腺(じかせん)リンパ節 | 両耳の前 | 上顔面のリンパが集まる |
耳介後(じかいこう)リンパ節 | 両耳の後ろ | 後頭部のリンパが集まる |
顎下腺(がくかせん)リンパ節 | あご先の骨の内側にあるくぼみ | 下顔面のリンパが集まる |
鎖骨リンパ節 | 鎖骨下のくぼみ | 顔・首のすべてのリンパが集合する |
リンパ節に老廃物が溜まると末端から流れてくるリンパがせき止められてしまうため、とくにしっかりマッサージしたい部分。上記のリンパ節の特徴を目安にして、むくみが気になる部位は丁寧にケアしましょう。
この記事を書いた人
佐々木ちか
大手エステ会社にてエステティシャンとして10年間従事。接客業の傍ら、店舗運営、広告モデル、技術教育に携わる。ライターに転身後、各種メディアにて美容・健康分野の執筆をスタート。現場経験を活かした濃厚で手触り感あるコンテンツを心がけている。こだわり深いコスメに目がない。東京下町にて夫と猫の3人暮らし。