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スキンケア後に肌がベタベタ…原因と対策をリサーチ!自分に合ったアイテムでケアしよう
スキンケア後に、肌表面がベタベタして悩んでいませんか?肌の保湿は大切だと思ってお手入れしているのに、不快感があるのはつらいですよね。スキンケアの後にベタベタする状態は、正しいスキンケアができていないからかもしれません。
今回は、スキンケアの後に肌表面がベタベタする悩みを解決するために、原因と対策方法を徹底解説します。正しいスキンケア方法で、うるおいのある肌を手に入れましょう!
どうしてスキンケア後にベタベタするの?4つの原因をチェック!
原因1|化粧品や美容液の油分が多すぎる
スキンケア直後にベタベタする場合は、乳液やクリーム、美容液などのスキンケアアイテムの油分が多すぎることが原因の一つです。スキンケアアイテムは肌のうるおいをキープするために油分が多く含まれていますが、油分の配合の割合は各メーカーによって違います。
油分の割合が多すぎるスキンケアアイテムは、肌に浸透※しきれない油分が肌表面に留まり、スキンケア直後にベタベタを引き起こす原因に。また、脂性肌タイプの人はもともと皮脂が多く、油分が配合された保湿力のあるアイテムを使用すると、スキンケア直後にベタベタしがちです。ニキビや吹き出物の原因になるので気を付けましょう。
※角質層まで
原因2|必要以上に保湿しすぎている
スキンケアアイテムは、たっぷりつけるほど効果が高まると思っていませんか?もちろん保湿することは大切ですが、スキンケアアイテムごとの適正な使用量を目安に自分の肌状態によって塗る量を変えましょう。
スキンケア後に肌がベタベタする場合は、余分に塗りすぎてしまったことが原因で浸透※できなかった保湿成分が肌表面に残っている状態です。
また、保湿のしすぎは角質層が薄くなり皮脂も少なくなるため、肌の「バリア機能」が低下し乾燥しやすい状態になるため要注意!バリア機能が低下した肌は、乾燥から肌を守ろうとして皮脂を過剰に分泌し、肌表面がベタベタする負のループに陥ってしまいます。
※角質層まで
原因3|浸透を待たずに次のアイテムを塗っている
スキンケア後に肌がベタベタする原因の一つに、浸透※を待たずにスキンケアアイテムを塗っていることが考えられます。化粧水などの水分の多いアイテムを手でバシャバシャつけて、すぐに次の乳液の工程を踏んでいる場合はとくに注意しましょう。
水と油は反発し合うように、肌に水分が残っている状態で油性成分の多い保湿系のスキンケアアイテムを塗ると、肌表面に油分が残りベタベタの原因に。化粧水をつける方法は、手やコットンでやさしく肌を包むようになじませるのが基本です。肌がやわらかくなり吸いつくようになったら、浸透※した合図です。それから保湿系のアイテムを重ねていきましょう。
※角質層まで
原因4|乾燥により皮脂が過剰に分泌されている
肌の表面はベタベタしているのに、肌の内部は乾燥している状態をインナードライといいます。インナードライは、保湿不足による乾燥から肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌された状態。
肌が皮脂でベタベタしているため脂性肌と間違えられがちですが、インナードライは肌がごわついて固くガサガサ感が特徴です。脂性肌だと勘違いして適切な保湿をしないと、乾燥が進み皮脂が過剰分泌されてスキンケア後のベタベタの原因になるので注意しましょう。
肌タイプ | 特徴 |
---|---|
インナードライ肌 | ・うるおいや弾力がない ・肌がごわついて固い |
脂性肌 | ・うるおいや弾力がある ・キメが粗い |
スキンケア後のベタベタを放置するとどうなる?3つのデメリット
ホコリやゴミが顔に付着して肌トラブルの原因に
ベタベタした肌は、空気中に浮遊しているホコリやチリなどのゴミが顔に付着しやすくなります。一口にホコリといっても、花粉や大気中の排出ガス、ダニの死骸などが混ざり合った物質です。
これらが肌に付着すると外的刺激となり、炎症や肌のかゆみ、肌荒れの原因になります。
肌のバリア機能が弱まり乾燥しやすい肌に
スキンケア後のベタベタを放置すると、肌が乾燥する要因になります。なぜなら、スキンケア後のベタベタ状態の放置は過剰な保湿になるため、肌は「保護する必要がない」と判断するからです。
すると、どんどん角質層は薄くなり、肌のバリア機能の低下が止まらなくなってしまいます。肌のバリア機能が低下した肌は乾燥に弱く、保湿対策をしても一日が終わるころには乾燥でピリピリすることもあるでしょう。