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【着物】に似合うメイクをマスターしよう!部分別のポイントを掴んで上品な和装美人に
着物を上品に着こなすには、メイクも重要なポイントの1つ。普段どおりのメイクではアンバランスな仕上がりになり、魅力が半減してしまいます。
そこで今回は、着物に似合うメイクポイントをパーツ別に詳しくレクチャー。シーン別の着物メイクのやり方や絶対に避けてほしいNGメイクなどもあわせて解説します。着物を着る予定のある方は、ぜひ本記事でメイクポイントを習得して和装美人を目指しましょう!
チーク&リップはカラーを揃えると統一感が出て◎
着物メイクでは、たくさんのカラーを使ってしまうと、全体で見たときにチグハグな印象を与えてしまいます。着物とのバランスも考え、できるだけ少ない色味でまとまりのあるメイクに仕上げましょう。とくにカラーを使うチークやリップは、同じ系統の色味で統一させるのがベストです。
カラーを選ぶときは着物の色味も考慮すると、より全体のバランスが整います。
シーン別に似合う着物メイクのポイント
結婚式での着物メイク
お呼ばれのときの着物メイクでは、主張が激しすぎる派手なメイクはNG。キレイに見せつつも控えめなメイクに仕上げるのがポイントです。
アイシャドウは、なるべく色味を抑えた肌なじみのよいものを使いましょう。チークは血色が出る程度にほんのりとのせ、リップもツヤツヤになりすぎないセミマット、またはマットな質感で仕上げてください。ドレスの場合は、パールやラメを使ってツヤ感を足すと華やかに仕上がりキレイですが、和装にはあまり相性がよくないので避けましょう。
浴衣を着るときの着物メイク
着物よりもカジュアルな印象が定着している浴衣ですが、もともとお風呂から上がったあとの「湯上がり着」として着られていたそうです。そのため、メイクもフォーマルに寄せすぎず、少し遊び心を効かせてカジュアルに仕上げるのがポイント。
ベースメイクは、素肌感が残るように軽やかな肌を作りましょう。少しライトに仕上がるBBクリームやCCクリームを使って仕上げるのもおすすめです。アイメイクはカラーマスカラやカラーアイライナーでニュアンスを加え、今っぽく仕上げると周りと差がつくおしゃれな顔が作れます。
残念な印象になりかねない着物を着るときのNGメイク
ハイライトやシェーディングを使う
着物メイクでは、平面的な顔に仕上げるのがポイント。そのため、立体感をプラスするハイライトや陰影をつけるシェーディングは、和装のときは控えるようにしてください。
また、ベースメイクではツヤが出るアイテムを使うのも控えましょう。フラットでキメの細かい陶器肌に仕上げたい着物メイクでは、ツヤ感を抑えて仕上げるのが基本。セミマットもしくはマットなアイテムで、均一でなめらかな肌に仕上げましょう。
細い眉毛
細すぎる眉毛や薄すぎる眉毛は顔をぼんやりとさせてしまい、全体で見たときに印象が薄く見えてしまいます。着物に似合うアイブロウは、眉毛を太くしっかりめに描くのがポイントです。とはいえ、全体的に濃く太く仕上げただけでは悪目立ちしてしまいます。
ほどよく抜け感が出るようにパウダーアイブロウで眉頭から眉尻にかけてグラデーションを作り、ほどよく存在感のある眉毛に仕上げましょう。
グラデーションリップ
最近は、唇の中央から輪郭に向かってだんだん色味が淡くなるグラデーションリップが人気ですが、着物メイクではNGです。着物メイクでは、唇の輪郭までしっかりとリップを塗るのが基本。リップライナーでしっかり縁取り、輪郭までキレイに色味をのせるのがポイントです。
また、淡いカラーのリップも着物メイクでは避けてください。しっかり発色する明るめのリップを選び、着物の華やかさに負けない唇に仕上げましょう。
着物に似合うメイクをマスターしてより洗練された和装美人に
着物メイクで押さえてほしいポイントは、「ナチュラルで上品に仕上げる」「平面的に仕上げる」「目元はキリッと眉毛や頬はやわらかく仕上げる」の3つ。このポイントを意識するだけで、着物に似合う華やかなメイクに仕上がりますよ。ぜひ、今回の記事を参考に和装に似合うメイク術をマスターして、より素敵に着物を着こなしましょう!
この記事を書いた人
shimmy
美容やコスメをこよなく愛する2児の母。好きなことを仕事にしたい!という思いから美容やコスメについて一から勉強し、コスメコンシェルジュの資格を取得。現在はその知識を活かすため美容ライターとして活動中。
最近はブログでアラサーならではの肌悩みや美容についてマイペースに発信中。