自宅にヴァセリンがある方にぜひ試していただきたいのが、ヴァセリンを使ったティントリップの落とし方。保湿アイテムの定番であるヴァセリンは、唇に潤いを与えながらリップをオフできる便利なアイテムです。 

こちらもクレンジングオイルやオリーブオイルと同様に、ティントに馴染ませてからティッシュやコットンで拭き取ります。リムーバーを使う落とし方に比べると色素は残りやすいですが、その後の保湿が必要なく、潤いのある唇になりますよ。 

ウォータータイプのティントリップとは、水のようなサラサラとしたテクスチャーのティントのこと。しっかりと着色されるタイプが多く、ティントリップと聞くとこちらを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。軽い付け心地で、リップのベタッとしたテクスチャーが苦手な方にもおすすめです。 

韓国メイクのひとつであるグラデーションリップが作りやすく、定番となっているウォーターティントには韓国コスメブランドが多数ありますよ。 

オイルタイプのティントリップは、唇を保湿しながら発色のよいカラーを色付けられるのが特徴です。美容オイルを配合しているため、ウォーターティントと比べてしっとりと仕上がります。 

リップグロスのように付けられて、塗り方も簡単ですよ。ティントリップによる乾燥が気になる方は、オイルタイプを選んでみてください。 

ティントリップのグロスタイプとは、ティントの色付きのよさとグロスのツヤ感を合わせたようなリップアイテム。ぷるっとした唇を演出できるのが特徴です。 

高発色のタイプもありますが、薄付きタイプも多いのが特徴で、ナチュラルな仕上がりを求める方にもおすすめ。潤いのある質感を重視する方はグロスタイプのティントリップを試してみましょう。 

バームタイプのティントリップとは、油分を多く含んだ半固形のリップのこと。スティック型になっているものが多く、口紅と同じ方法で気軽に塗れるのがポイントです。 

唇に伸ばしやすく、ナチュラルに色付くタイプが多数を占めています。ティントリップ初心者の方は、まずバームタイプから試してみるのがよいでしょう。 

パックタイプのティントとは、唇にパックをする方法で色を付けるティントリップ。唇に塗って5分ほど放置してから、表面に張った膜を剥がせば唇が自然に色付きます。 

パックタイプは唇の角質層に色をしっかりと浸透させることでティントが持続し、リップのこまめな塗り直しが必要ない便利なアイテムです。 

ティントリップを塗る前に、リップクリームで保湿をしましょう。唇の角質層に浸透するティントは唇が乾燥しやすい性質のため、保湿をしておくことで潤いのある唇を保てます。また、ティントを唇へ直塗りするのを避けることで、必要以上の色素沈着を防ぐことが可能です。 

リップクリームを塗るときは、唇より少しオーバーに、唇全体が保湿されるように塗るのがポイントですよ。 

ティントリップの色素沈着を避けたい場合は、ティントの選び方に注意しましょう。色素沈着が気になる方におすすめなのが「オイルタイプ」「グロスタイプ」「スティックタイプ」のティントリップ。色持ちのよい「パックタイプ」や「ウォータータイプ」はその分色素沈着しやすいです。 

「オイルタイプ」「グロスタイプ」「スティックタイプ」は色素沈着しにくく落とし方も楽なので、ティントリップ初心者の方にもおすすめですよ。 

ティントリップを落とすときは、先ほどご紹介した「リムーバー」や「クレンジングオイル」といったクレンジング洗顔料を使う方法のほか、メイク落としとして代用できる「オリーブオイル」「ヴァセリン」を使用して正しい方法で落としましょう。 

クレンジング剤をしっかりと馴染ませることと、唇への摩擦を抑えながらやさしくオフすることが色素沈着を防ぐポイントです。 

ティントリップは色落ちしにくく、食事やリップの塗り直しができない場面などで重宝する便利なメイクアイテムです。日常に上手に取り入れることで、発色のよいキレイな唇を長くキープできますよ。 

ティントリップの正しい落とし方をマスターし、気になる色素沈着を防ぎながらティントリップを活用しましょう。