出典:adobestock
日焼け止めの使用期限ってどれくらい?正しい保管方法とまだ使えるかをチェック!
「日焼け止めはいつまで使えるの?」去年開封した日焼け止めに対して、そんな疑問を感じたことがある人は多いはず。紫外線対策を万全にするためにも、日焼け止めがいつまで使えるのか具体的な使用期限を知っておきたいですよね。
そこで今回は、日焼け止めのタイプ別の使用期限やまだ使えるかの見分け方を詳しくご紹介。正しい保存方法や上手に消費する使い方もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
日焼け止めの使用期限はいつまで?古いものでも使える?
日焼け止めがいつまで使えるかは、開封されているかどうかや日焼け止めのタイプによって異なります。ジェルや乳液タイプの日焼け止めは未開封で3年・開封後1年、スプレータイプの日焼け止めは開封後3年が使用期限の目安です。
また、無添加の日焼け止めは使用期限が短く、未開封で1年・開封後6ヶ月が目安となっているので注意しましょう。
ジェル・乳液タイプの使用期限は未開封で3年・開封後1年
サラッとした塗り心地のジェルタイプや化粧下地としても使いやすい乳液タイプの日焼け止めの使用期限は、開封済みの場合約1年です。ワンシーズンで使い切る必要はありませんが、去年の古い日焼け止めジェルや乳液は使用しないようにしましょう。
また、ジェルや乳液タイプの日焼け止めを未開封で保存した場合の使用期限は製造から約3年です。日焼け止めをストック買いしている人は、3年以内に消費できるかを考慮して購入してくださいね。
スプレーの日焼け止めの使用期限は開封後3年
手軽に使えるスプレータイプの日焼け止めの使用期限は、開封後約3年とジェルや乳液タイプの日焼け止めよりも長めとなっています。というのもスプレータイプの日焼け止めは中身が空気に触れることがないため、酸化による劣化が抑えられるからです。
使える期間が長いと使用期限を忘れて「いつまで使えるのだったっけ?」と混乱してしまいがちなので、スプレータイプの日焼け止めは開封した日付を底の部分などへ記入しておくことをおすすめします。
また、同じスプレータイプでもミストタイプの日焼け止めは使用期限が異なります。液体タイプ同様、開封後は約1年、未開封の場合は約3年となっているので注意しましょう。
無添加の日焼け止めの使用期限は未開封で1年・開封後6ヶ月
敏感肌の人でも使いやすいというメリットがある無添加の日焼け止めは、使用期限が短めです。日焼け止めの使用期限を延ばすための防腐剤などを配合していないため、早めに使い切る必要があります。
使用期限の目安は未開封で1年・開封済みの場合6ヶ月ですが、分離したりしやすいので使用期限に関わらずできるだけ早く消費することを心がけましょう。
古い日焼け止めを使うと肌トラブルの危険性も
使用期限を過ぎた古い日焼け止めを「捨てるのはもったいないから」と使用すると、肌トラブルを引き起こす可能性があります。使用期限を過ぎた日焼け止めは、肌へ使わないようにするのがおすすめです。
また、古い日焼け止めでは十分な紫外線防止効果が得られない場合もあります。成分が劣化すると紫外線防止効果は薄れるので、古い日焼け止めは肌に使用せず後述の消費テクニックを参考に使い切りましょう。
まだ使える?使用期限内でも使えない日焼け止めの見分け方
変な匂いがする
日焼け止めがいつまで使えるかの見極めポイントとして分かりやすいのが匂いです。変質した日焼け止めは、酸っぱいにおいや古い油のような匂いになることがあります。
日焼け止めを手に取ったとき変な匂いを感じたら、使用期限内であっても使うのはやめておいたほうがよいでしょう。
変色している
日焼け止めの色もいつまで使えるかの判断基準になるため、よく確認しておきましょう。変質した古い日焼け止めは、茶色っぽくなったり黄色っぽくなったりすることが多いです。
日焼け止めや保存状態によって変色する色は違うので、開封時と色が違うと感じたら使わないようにすることをおすすめします。
分離している
振ってから使うタイプの日焼け止めは分離していても問題ありませんが、振らずに使うタイプの日焼け止めが分離している場合は古くなっているサインです。水っぽい部分と油っぽい部分で分離している日焼け止めは、使用期限内でも使用を控えましょう。
また、振って使うタイプの日焼け止めでも、油分と水分が完全に分離して混ざり合わなくなっている場合は使用できません。油分が酸化していることが考えられるので、分離した日焼け止めは使わずに処分しましょう。