リキッドファンデーションは水分が多く菌が繁殖しやすいため、6ヶ月～1年毎の買い換えが理想といわれています。

たとえ最後まで使いきれていない場合であっても、衛生面を配慮するとこまめな買い替えが必要。お手頃価格で入手できるプチプラリキッドファンデーションは、使用期限に合わせて気軽に買い換えられる点が魅力です。

リキッドファンデーションにはさまざまな種類があり、種類によってツヤ、セミマット、マットなど質感が異なります。その日の服装やメイクに合わせて肌の質感を変えることで、全体的に統一感が生まれておしゃれ顔を演出できるでしょう。

プチプラファンデーションは手軽に入手できるため、気兼ねなく豊富な種類の質感を揃えられる点が魅力的です。

自分の肌色に合ったファンデーションを選ぶためには、色相や明暗が異なる豊富なカラーのなかから選ばなくてはなりません。自身のパーソナルカラーを把握したり、日焼けの度合いによってトーンが変わったりと、常に自分の肌色に合うカラーを選ぶのは至難の業。

価格が安いプチプラのリキッドファンデーションであれば、手軽にさまざまな色番を試すことが可能です。

パーソナルカラー診断とは肌や髪の色を参考に判断し、その人が持つ雰囲気と調和がとれるカラーグループを導き出す手段です。

黄みを含む色味と相性がよいイエベはベージュ系、肌色が青み寄りのブルベはピンク系のファンデーションがおすすめ。パーソナルカラーに合うプチプラリキッドファンデーションを選ぶと、肌になじみやすくナチュラルなメイクに仕上がります。

ファンデーションの種類によって仕上がりが異なるため、理想とする肌の質感に合わせてファンデーションを選びましょう。

隙のない陶器肌に仕上げたい場合はマット系、みずみずしい質感の水光肌に仕上げたい場合は保湿力のあるグロー系がおすすめ。肌の質感を変えるだけでもメイクの印象は大きく変わるため、プチプラコスメでさまざまな種類を揃えてみてください。

透明感のあるナチュラルなベースメイクが好みの人は、全体的に肌の色ムラをふんわりとぼかすタイプがおすすめ。ナチュラルなリキッドファンデーションはカバー力が控えめなので、コンシーラーを活用して肌トラブルをカバーしてください。

一方、ニキビ跡やシミなどの肌悩みを徹底的に隠したい人は、ハイカバータイプをチョイスしましょう。カバー力が高いプチプラファンデーションは不自然に見えがちなので、化粧下地やコントロールカラーを使用して厚塗り感を抑えてください。

肌の水分が蒸発しやすい乾燥肌、角質層のバリア機能が低下しがちな敏感肌は、保湿力に優れたリキッドファンデーションがおすすめ。

プチプラファンデーションのなかには保湿成分を配合しているアイテムもあるので、ぜひ成分にこだわってファンデーション選びをしてみてください。代表的な保湿成分としては、ヒアルロン酸やコラーゲン、植物オイルなどが挙げられます。

毎日のメイクで日焼け止めを塗り忘れてしまう人は、UVカット機能としての役割を果たすリキッドファンデーションがおすすめ。

UVカット指数は高ければ高いほどよいというイメージを持たれがちですが、日常生活に適したUVカット指数はSPF10～20/PA++程度です。毎日使用するプチプラリキッドファンデーションはUVカット指数が低めのものを選び、紫外線が強い日は日焼け止めを重ね塗りしましょう。

CEZANNE の「ラスティングカバーファンデーション」は、1,000円以下で手軽に購入できる人気のプチプラアイテム。

ソフトフォーカス効果を採用したことで、ゲルが毛穴の凹凸を埋めてさらりとした肌に導いてくれます。また、ウォータープルーフ機能により汗や水で落ちにくく、SPF50+/PA+++と高いUVカット機能を備えている点が魅力です。
 
【CEZANNE（セザンヌ） ラスティングカバーファンデーション】
748円（税込） 編集部調べ

カバー力と機能性を重視する人におすすめのプチプラリキッドファンデーションは、INTEGRATEの「プロフィニッシュリキッド」です。

プロフィニッシュ処方によって毛穴や色ムラを補正しつつ、厚塗り感を抑えたナチュラルな仕上がりが魅力的。ファンデーションブラシで作り込んだようなベースメイクが叶うため、メイク初心者でも簡単にプロが仕上げたようなベースメイクを実現できます。
 
【INTEGRATE（インテグレート） プロフィニッシュリキッド】
1,760円（税込） 編集部調べ

REVLONの「カラーステイ ロングウェア メイクアップ」は、プチプラコスメとは思えないほどの豊富なカラー展開が魅力です。色相や明暗が異なる6色を展開しているので、自分の肌色に近いカラーを選びやすいでしょう。

また、高い密着力とカバー力で毛穴や色ムラを補正できるうえ、ストレスフリーな軽い付け心地が人気です。

【REVLON（レブロン） カラーステイ ロングウェア メイクアップ 】
2,200円（税込） 編集部調べ

「ミルキーラッピングファンデ」はテカリ防止パウダーと保湿エッセンス成分※を配合しているため、季節を問わず使いやすい人気のプチプラコスメ。

厚塗り感がなくふんわりトーンアップすることで肌に透明感を生み出し、ナチュラルな白ツヤ肌を演出できる点も魅力です。また、クリーム寄りのやわらかい質感が特徴で、ノイズつつみ隠し処方によって毛穴の黒ずみやニキビ跡をカバーします。

【MAJOLICA MAJORCA（マジョリカマジョルカ） ミルキーラッピングファンデ】
1,540円（税込） 編集部調べ

KATEの「リアルカバーリキッド」シリーズには2種類が存在し、ナチュラルなツヤ肌に仕上げたい人はライトグロウがおすすめです。

プチプラリキッドファンデーションのなかでも豊富なカラーバリエーションが特徴的で、WEB限定色を含む全7色を展開。肌悩みや色ムラをひと塗りでカバーできるうえ、毛穴の凹凸は光で飛ばすダブルカバー処方を採用しています。
 
【KATE（ケイト） リアルカバーリキッド ライトグロウ】
1,760円（税込） 編集部調べ

透明感のあるナチュラルな肌に仕上がる「フィットミー リキッド ファンデーション D」は、保湿成分としてビタミンEを配合している人気のプチプラリキッドファンデーションです。

皮膚科医テスト※1を実施していたり、ニキビになりにくい処方※2を採用していたりと、敏感肌の人でも使いやすい点が魅力といえるでしょう。全8色展開とカラーバリエーションも豊富なため、素肌になじみやすいカラーを選べる点も人気の理由です。

【MAYBELLINE NEW YORK（メイベリンニューヨーク） フィットミー リキッド ファンデーション D】
1,859円（税込） 編集部調べ

保湿力が高いプチプラリキッドファンデーションを求める人は、DHCの「ミネラルウォータリーファンデーション」がおすすめです。3種の和漢植物エキス※1と4種の美容液成分※2を配合しており、メイクをしながら肌を保湿できる点が魅力。

ソフトフィルターゲルが毛穴の凹凸をスムースに補正するため、部分下地いらずで簡単になめらかな質感を実現できるでしょう。

【DHC（ディーエイチシー） ミネラルウォータリーファンデーション】
1,529円（税込） 編集部調べ

ETUDEの「ダブルラスティング セラムスキンファンデーション」は、美容成分を68％※配合した保湿力の高いプチプラリキッドファンデーション。

みずみずしい質感が魅力的なアイテムで、肌に薄く均一に広がってナチュラルなベースメイクに仕上がります。SPF27/PA++と日常生活に適したUVカット機能も備えているため、保湿力とUVカット機能があるプチプラファンデーションを求める人におすすめです。

【ETUDE（エチュード） ダブルラスティング セラムスキンファンデーション】
2,970円（税込） 編集部調べ

プチプラリキッドファンデーションにUVカット機能を求める人は、1,000円以下で購入できるちふれの「UV リキッド ファンデーション」がおすすめ。

UVカット機能はSPF35/PA+++とやや高めなので、季節を問わずちょっとした外出に使いやすいでしょう。また、汗や水で落ちにくいウォータープルーフ機能を備えているうえ、皮脂によるメイク崩れを防止できる点も魅力的なプチプラコスメです。

【ちふれ UV リキッド ファンデーション】
935円（税込） 編集部調べ

高いUVカット機能を備えたプチプラファンデーションが好みの人には、ORBISの「パーフェクトUVリキッドファンデーション」をおすすめします。SPF50/PA++++と真夏の紫外線にも対応しているうえ、汗や水に強いウォータープルーフ機能も備えたプチプラアイテム。

これ1本で化粧下地、日焼け止め、ファンデーション、フェイスパウダーの4役を果たすため、忙しい朝でも手軽に使えるでしょう。
 
【ORBIS（オルビス） パーフェクトUVリキッドファンデーション】
1,980円（税込） 編集部調べ

化粧下地とは毛穴の凹凸をカバーしたり、肌の色ムラを補正したりと、陰の立役者的存在を果たすアイテムです。

乾燥が気になる人は保湿力が高いタイプ、皮脂分泌量が多い人は皮脂崩れ防止タイプを選びましょう。リキッドファンデーションを直接肌に塗布するよりも、ナチュラルで魅力的なベースメイクに仕上がります。

リキッドファンデーションを顔全体にまんべんなく塗布するには、額、両頬、鼻、あごにファンデーションを点置きしてください。5ヶ所に点置きをする「5点置き」が一般的ですが、厚塗り感やムラのないメイクに仕上げたい場合は、さらに細かく点置きしてもよいでしょう。一度手の甲に広げてから指に取ることで、ファンデーションの塗りすぎを防いでナチュラルに仕上がります。

ただし、乾きが早いタイプはムラができやすいため、少量をブラシにふくませて直接塗る方法がおすすめです。

肌全体にムラなく均一に塗り広げたい人は、ナチュラルな仕上がりが特徴のスポンジがおすすめ。上質なツヤっぽい質感に仕上がるファンデーションブラシは、毛穴までしっかりとカバーしたい人にぴったりのアイテムです。

たとえファンデーションがプチプラアイテムであっても、メイクツールにこだわることでワンランク上のベースメイクに仕上がるでしょう。

ベースメイクの仕上げにフェイスパウダーをはたくと、簡単に毛穴の目立ちをカバーできます。毛穴の凹凸や色ムラを補正できるだけでなく、皮脂や汗によるテカリを抑えてメイク崩れを防止する効果も期待できるでしょう。

ふんわりとした質感が好みの人はルースタイプ、しっかりと粉を乗せたい人はプレストタイプのフェイスパウダーがおすすめ。フェイスパウダーはプチプラアイテムでも構いませんが、キレイなベースメイクに仕上げるためには粒子が細かいタイプを選びましょう。

手軽に入手できて使い方が簡単なプチプラリキッドファンデーションは、メイク初心者から上級者まで幅広く愛されている人気アイテム。使用期限に合わせて頻繁に買い替えられたり、質感やカラー別に種類を揃えられたりといった点が魅力ですよね。口コミや評価の高さも重要ですが、自分の肌質に合っているかどうかもファンデーション選びのポイント。

また、ファンデーションの質感や機能性もチェックしたうえで、自分にぴったりのアイテムを選びましょう。