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パウダーファンデーションの基本の塗り方講座!崩れない上手な仕上げテクニックとは?
ファンデーションはパウダーやリキッド、クッションやスティックなどさまざまなタイプがあります。その中でもサッと使えるパウダーファンデーションを選ぶ方は多いのではないでしょうか。何気なく使いがちなパウダーファンデーションですが、正しく使えていますか?基本の塗り方をはじめ、テクニックを知ることでより魅力が増すアイテムでもありますよ。
今回はパウダーファンデーションの基本の塗り方から応用、崩れない上手なテクニックをご紹介します。
パウダーファンデーションって何がよい?魅力に迫る!
手軽に使える
パウダーファンデーションは、手を汚さず時間がないときでもサッと使え、手軽に使えるところが人気な理由の1つ。ひと塗りするだけで毛穴や色ムラを自然にカバーできます。
メイク直しをするときも、パウダーなので重ねやすくメイク直しがしやすいです。メイク初心者の方でも比較的簡単にお直しが可能ですよ。
ふわっと柔らかな印象がつくれる
見た目通り粉なのでつけ心地が軽く、重たい印象を感じさせません。セミマット〜マットよりの仕上がりになり、マシュマロのような柔らかな印象へと導きます。
キメ細やかな肌を演出でき、思わず触れたくなるような上品な見た目にもなりますよ。テクニックによってはより素肌感を出せ、ベビーフェイスにもなれるアイテムです。
肌への負担が少ない
多くのパウダーファンデーションは、粉:油が9:1の比率で作られています。そのため、落とすときもクレンジングに時間がかからずサッと落とせ、肌への負担を軽減できますよ。
パウダーファンデーションと一口にいってもタイプはさまざま。種類によっては天然の鉱物(ミネラル)だけで作られているアイテムもあるので、より肌負担を軽減できるでしょう。
油分が少なくつけ心地がさらっとしている
パウダーファンデーションは粉の比率が多く、油分が少なくさらっとしているため、とくに皮脂が気になる脂性肌の方におすすめなファンデーションです。乾燥肌の方でも部分的に皮脂が気になるTゾーンなどに使うと、テカリを抑えられるでしょう。
ただし、粉なのでリキッドファンデーションなどに比べると崩れやすいです。使う前はスキンケアが肌になじんでからのせる、ベースアイテムを使い肌表面を整えてからのせる、など注意しましょう。
パウダーファンデーションの塗り方 【基本編】
パウダーファンデーションは顔全体にのせればよいものではありません。綺麗な仕上がりには基本の塗り方が大切。のせる部分は顔の逆三角形ゾーンのみ、内から外へ伸ばしていきます。目元小鼻などの細かい部分はパフを曲げるなど、パーツに合った塗り方がポイント。最後にヨレがないかなど仕上がりのチェックも忘れずにしましょう。
1.パフにファンデーションを適量取る
上手な塗り方をするためには、パフにつけるパウダーが適量であることが大切。ここでいう適量とはパフの半分ほどが目安となり、取った量で顔の半分を仕上げていきます。
また、何回もパフに取るのではなく1回だけにしましょう。パフに取った分だけ顔にファンデーションがつき、そのまま顔にのせると厚塗り感が出てしまうので注意。自然な仕上がりを目指すためにも、適量取ることは基本になります。
2.のせる部分は顔の逆三角形ゾーン
ファンデーションは主にカバーしたいところにのせていくと、顔全体で見たときに立体感が出て綺麗に見えます。「顔全体をカバーしたい」からといってフェイスラインまで塗ると、のっぺりとした印象になり顔にメリハリ感がなくなってしまうことに。
目の下や頬の高い位置を含む逆三角形ゾーンにのせていくと、気になるクマや毛穴部分まで上手にカバーできます。さらに、頬の高い位置は光が当たりやすいので、より綺麗に見えるでしょう。
3.広い面から順に内から外へ伸ばす
サッと使えるパウダーファンデーションですが、適当に塗ってよいのではなく塗り方のポイントがあります。顔の内側から外側へ軽く滑らせながら頬→おでこ→あご、と広い面から順に伸ばしていきましょう。
おでこやあごも内側から外側が基本。内側から外側へ伸ばしていくことでメリハリ感がつきやすく、シェーディングを使わなくてもファンデーションだけで立体感のある顔が目指せます。
4.細かい部分はパフを曲げる
目の下や小鼻、口元などの細かい部分は、ファンデーションを足してつけるのではなく、広い面をのばしたあとパフに残ったものをつけましょう。広い面の塗り方とは違い、パフを曲げパウダーファンデーションをやさしく密着させる塗り方をします。
小鼻は皮脂で、目の下や口元は動かす部分になり崩れやすい部分。細かく丁寧な塗り方は、崩れを防げる基本のテクニックの1つでもあります。
5.のせおわったら仕上がりのチェックも忘れずに
パウダーファンデーションをのせおわったら完成ではなく、鏡を使い近くからと遠くからでしっかりチェックを行いましょう。ここでヨレやムラがないかチェックすることで、仕上がりのモチが変わってきます。
もし、ムラやヨレてしまっている部分がある場合、何もついていないパフで細かい部分をのせたときと同じように軽くトントンと叩き込んでなじませましょう。