綺麗なマット肌に仕上げるためには、メイク前の準備が大切です。ここでは、重要なポイントを4つ紹介していきます。

1つ目は、メイク前にしっかりスキンケアを行い、保湿することです。肌が乾燥した状態だと、化粧下地やファンデーションが肌に密着せずに浮いてしまう場合があります。保湿力の高い下地やファンデーションを使う場合も、メイク前の保湿は怠らないようにしましょう。ツヤを出すメイクではありませんが、化粧崩れを防止するためには保湿は欠かせません。

マット肌を作るときは、ファンデーションを付けすぎないことが大切です。下地やコンシーラーでしっかりカバーしたにも関わらず、ファンデーションまで付けすぎると厚塗り感が出てしまいます。

マット肌は肌の凹凸や悩みをカバーできるベースメイクですが、ナチュラルな仕上がりを意識することが魅力的に見せるポイントです。ツヤ肌との違いを意識しすぎてファンデーションを付けすぎないように気をつけましょう。

マット肌で凹凸のないなめらかなベースを作ると、平面的な顔立ちに見える場合がります。「もう少し立体感を出したい」「何か物足りない…」と感じる方は、ハイライトをうまく使って立体感を演出しましょう。鼻筋やおでこ、目尻横のCゾーンにハイライトを入れるのがおすすめです。

ハイライトには種類がいくつかありますが、フェイスパウダーのあとに付ける場合はサラッとしたパウダータイプのほうがナチュラルに仕上がりますよ。

マット肌を魅力的に見せるためには、ポイントメイクでツヤ感をプラスするのがおすすめです。ベースメイク以外もマットな質感にすると、全体的に重たい印象になってしまいます。ベースをマットな質感にする場合は、アイシャドウやリップ、チークなどのポイントメイクはツヤのあるアイテムを選びましょう。

クリーム系のアイシャドウやグロス、ティントタイプのリップを使うと、バランスよくツヤ感をプラスできます。

マット肌とツヤ肌の違いや、マット肌の作り方、綺麗に仕上げるポイントなどを紹介してきました。マット肌とツヤ肌の大きな違いは、カバー力や仕上がりの印象です。マット肌はカバー力が高く大人な印象になり、ツヤ肌は透明感があるフレッシュな印象になります。マット肌は、肌の凹凸をなめらかにして化粧崩れを防止できるので、脂性肌の方に向いていますよ。

ベースメイクをする前に、しっかり保湿するのが綺麗に仕上げるコツです。カバー力が高い下地やファンデーションをうまく使って、マット肌の大人メイクを楽しんでくださいね。