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「手作り化粧水」のススメ。基本的な作り方&アレンジ方法、注意点まで詳しく掲載!
スキンケアや化粧品は、シンプルな材料で自分の肌に合った成分だけを取り入れたいと思いませんか?化粧水を手作りすれば、乾燥対策やニキビ予防など、自分の肌状態に合わせた成分だけをしっかり肌に補給できます。
今回は、化粧水の簡単な作り方や美容成分を使ったアレンジレシピ、正しい保管方法についてまとめました。ハンドメイドは少し抵抗があるという人に向けて、手作りする際の注意点も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
スキンケアに手作り化粧水を取り入れるメリット
少ない材料で簡単に化粧水が作れる
手作り化粧水は、市販の化粧水と比べて配合する材料がとてもシンプルです。自作と聞くと正直面倒だと思うかもしれませんが、作り方も3STEPで非常に簡単ですので、手作りする時間や手間はそれほど大きくありません。
スキンケアは、毎日コツコツ継続することが本当に大切です。少ない材料で時間やお金をかけず簡単に取り入れられる点は、手作り化粧水を取り入れる際の大きなメリットになります。
自分好みのシンプルな化粧水が作れる
市販のスキンケアは手作りする手間がなく便利ですが、配合されている成分が多いです。肌に合わない成分が入っている場合、刺激が強く肌荒れを引き起こす可能性も。
化粧水を手作りすることで、乾燥対策の保湿成分や肌状態に合った美容成分を配合するなど、自分の肌に合わせた作り方ができます。自分好みのシンプルな化粧水が作れるのは、手作り化粧水を取り入れるうえで大きなメリットといえるでしょう。
コスパがよいため惜しみなくたっぷり使える
手作り化粧水は少ない材料で簡単に作れるため、市販の化粧水と比べてかなりコスパがよいです。スキンケアは、肌の乾燥を防ぐためにしっかり保湿することが重要ですので、惜しみなく使える点は手作り化粧水を使ううえで大きなメリットになります。
また、市販のスキンケアはかなり種類が多いため、どんな商品が自分に合っているのか分かりにくいというデメリットも。作り方をマスターし、化粧水を手作りすることで、化粧品にかかるランニングコストを抑えましょう。
基本を押さえて!手作り化粧水の簡単レシピ
化粧水の作り方は、精製水95ml・グリセリン5mlを用意し、消毒した容器に材料を入れてしっかり混ぜ合わせたら完成です。これでは少し物足りないという人は、肌状態に合わせて保湿効果の高いはちみつや、角質を柔らかくする尿素、美容効果が高いエッセンシャルオイル(精油)を加えることで、自分好みのオリジナル化粧水が作れます!
準備する材料
【材料】
- ・容器(内容量100ml以下)
- ・精製水(95ml)
- ・グリセリン(5ml)
手作り化粧水の材料はたったの3つ!ネットショップやドラッグストアで簡単に購入できますし、市販の化粧水を購入するよりコストが抑えられるのでおすすめです。
「手作り」と聞くと難しいように感じますが、作り方と分量さえ守れば誰でも簡単に作れるレシピを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
化粧水を入れる容器
手作り化粧水を入れる容器は、100均などで購入できる蓋付きのプラスチックボトルが便利です。また、手作り化粧水には防腐剤を使用しないため、内容量は100ml以下の1週間程度で使い切れるサイズを選びましょう。
どのような使い方をするかにもよりますが、スキンケアは時間との勝負なので、回して開けるタイプのキャップより片手で開けられるワンタッチのキャップが便利!スプレータイプのボトルを使えば、首やボディなど広範囲に化粧水を吹きかけられるので、全身に使いたい場合はスプレータイプがおすすめです。
精製水95ml
化粧水の主成分となる精製水は、容器が100mlサイズの場合95mlが適量です。精製水とは、水道水を濾過して不純物やミネラルなどを取り除いた純度の高い水です。化粧品や医療用などさまざまな用途で使われることが多く、ネット通販やドラッグストアで誰でも安価に手に入れられます。
手作り化粧水は水道水でも作れますが、精製水を使った方が余分な成分が除去されており、衛生的かつ肌への浸透力※が格段に上がりますので、精製水を用意してください。
※角質層まで
グリセリン5ml
精製水を95ml使用する場合、グリセリンは5ml程度が適量です。グリセリンは、化粧品や医療用として使われている保湿効果の高い成分です。植物や海藻類から抽出されており、食品添加物などに使われることも。
化粧品としての効果は、保湿だけでなく外部から水を吸収する吸湿効果もあるため、肌を長時間乾燥から守り、潤いのある肌を保ちます。ただし、グリセリンを入れすぎるとかえって肌の水分を奪ってしまう可能性がありますので、使い方には注意が必要です。
基本の化粧水の作り方
必要な材料が揃ったら、ここからは精製水を使った簡単な化粧水の作り方を紹介します。スキンケアは肌に直接塗るものなので、作り方の手順を確認しながら、手を消毒したり清潔なゴム手袋を使用したりして、材料に直接手が触れないようにすると衛生的です。
材料はシンプルですが、配合する量に気をつけながら以下の手順で手作り化粧水を作っていきましょう。
〈STEP1〉容器を消毒する
手作り化粧水を作る前に、1番重要な容器の消毒作業を行います。消毒方法は、選んだ容器の素材によって異なりますので説明書をよく読んで、取り扱いには注意しましょう。
ガラス瓶タイプの容器を使用する場合は、約80度の熱湯で10分以上煮沸して殺菌します。
プラスチック容器を使用する場合は、耐熱温度が低く基本的には煮沸消毒ができないため、アルコール消毒液を使用して消毒しましょう。ただし、プラスチック製品の中にはアルコール非対応のものもありますので、容器の説明書などよく読んでから購入してください。
〈STEP2〉精製水とグリセリンを容器に入れる
消毒後、乾燥させた容器に精製水95mlとグリセリン5mlを入れます。容器に精製水を入れる際、消毒した部分に手が触れないように注意してください。作り方はとても簡単ですが、手作りのため材料に直接手が触れると菌が繁殖する原因となり、使用期限が短くなります。
スキンケアは肌に直接触れるものですので、しっかり消毒したうえで清潔なゴム手袋を使用するなど工夫して、衛生面に気をつけて作りましょう。
〈STEP3〉蓋を閉めて混ぜる
容器に精製水とグリセリンを入れた後、蓋を閉めて混ぜ合わせたら完成です。手作り化粧水は3STEPで作れるので、レシピの分量を守れば誰でも簡単に作れます。また、市販のスキンケアと比べてコスパがよいため、スキンケアにあまりお金をかけたくない人や、シンプルなスキンケアが好きな人にもおすすめです。
次に紹介するアレンジレシピを活用すれば、乾燥対策や保湿効果だけでなく、自分の肌にあった手作り化粧水が簡単に作れます。