出典:adobestock
鼻の黒ずみ毛穴の原因は?汚れを取る方法とNG行為を把握して正しいケアをしよう!
毎日きちんと洗顔をしているのに、なぜかできる毛穴の黒ずみ。「仕方ない」と諦めていませんか?鼻に黒ずみができると目立ちますし、メイクをしても隠しきれないこともしばしば。
まずは、黒ずみの原因や正しい対処法を知って、触りたくなるツルツル小鼻を目指しましょう。この記事では、黒ずみ毛穴の主な原因や、今日からできるおすすめの対処法を徹底解説。鼻の黒ずみを悪化させる、やりがちなNG行為もご紹介します!
鼻の黒ずみ毛穴の種類とメカニズムを知ろう
<黒ずみ毛穴のメカニズム1>角栓の酸化
一般的な鼻の黒ずみ毛穴は、角栓の酸化によって起こります。もともとの皮脂量が多かったり、毛穴周りに刺激が加わったりすると、毛穴の出口付近が開くようになるのです。
開いた毛穴の中には汚れや不要な角質が溜まりやすくなり、皮脂と混ざりあって角栓ができます。その状態を放置すると角栓が酸化して黒くなり、いわゆる黒ずみ毛穴となるのです。
<黒ずみ毛穴のメカニズム2>メラニン毛穴
実は黒ずみ毛穴の中には、メラニンが原因となる黒ずみもあるのです。たとえば、紫外線の浴びすぎや間違ったお手入れ、ニキビなどが原因となり、毛穴の出口付近が炎症を起こします。
炎症で毛穴付近のメラノサイトが刺激され、毛穴周りがメラニン色素で黒っぽくなることもあるのです。ただし、角栓とメラニン両方の原因が重なって黒ずむ方もいるので、明確に見分けるのは難しいでしょう。
<鼻の黒ずみ毛穴>原因5選をチェック!
<鼻の黒ずみ毛穴の原因1>皮脂の過剰分泌
鼻の黒ずみ毛穴の原因になる皮脂とは、毛穴内部の皮脂腺から分泌される油分のこと。肌表面をうるおわせる天然の保湿クリームのような役割がある反面、過剰に分泌されると肌トラブルの原因にもなります。
皮脂の分泌が多い毛穴が開き、そこに不要な角質が混ざって角栓ができやすい状態に。とくに皮脂分泌が多いTゾーンは注意が必要です。また、皮脂が少ない人でも、気温と湿度が高い夏場は一時的に皮脂が出やすくなることもあります。
<鼻の黒ずみ毛穴の原因2>皮膚の乾燥
鼻周りが乾燥しても黒ずみ毛穴はできやすくなります。理由は皮膚が乾燥して水分不足になると、肌表面を守ろうとして皮膚は油分を過剰に分泌するからです。
さらに、水分不足で肌表面の柔軟性が失われ、毛穴周りに不要な角質や汚れが詰まりやすくなります。最近は長引くマスク生活で鼻周りの皮膚が乾燥しやすくなっているので、乾燥が原因の黒ずみ毛穴にも注意しましょう。
<鼻の黒ずみ毛穴の原因3>ニキビ
鼻周りは皮脂分泌がさかんで、ニキビのできやすい部位です。ニキビは毛穴の出口が詰まって炎症を引き起こす肌トラブルなので、繰り返し発生すると毛穴周りがダメージを受けます。
その結果、毛穴の開きが起こりやすくなり、開いた部位に汚れや不要な角質が詰まって角栓ができるのです。さらに、ニキビの炎症はメラノサイトを刺激するので、メラニン毛穴の原因にも。
<鼻の黒ずみ毛穴の原因4>メイク汚れ
メイクの汚れを毎日きちんと落としきれているかどうかも大事なポイント。とくに小鼻周りは凹凸があるので、丁寧にメイクを落とさないとメイク汚れが残りやすい部位です。
開いた毛穴にメイクの汚れが入り込み、不要な角質や皮脂と混ざり合うと角栓となります。丁寧なクレンジングと洗顔を日々継続すると、小鼻周りの黒ずみが発生しにくくなるでしょう。
この記事を書いた人
わかな ゆい
現役化粧品メーカー社員の美容ライター。本職での美容トレーナー経験が長く、コスメ・メイク・サプリの知識が豊富。趣味は美容と旅行。保有資格:JMA(日本メイクアップ技術検定)1級、 認定フェイシャルエステティシャン、コスメ薬事法管理者。