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乾燥肌に悩む男性必見!スキンケアの選び方やコツ・おすすめアイテムをご紹介
厳しい寒さに加え、空気の乾燥が気になる季節といえば冬。この時期は肌の乾燥に悩んでいる男性の方も多いのではないでしょうか。
洗顔後や髭剃り後にスキンケアをせず放置していると、肌はより一層乾燥してしまいます。そういった乾燥によるカサつきやシワなどは、老け顔への第一歩です。
乾燥肌に悩む男性は少なくない一方で、化粧水や乳液、保湿クリームの役割を理解できている人はそう多くありません。
この記事では、具体的なスキンケアアイテムを紹介しながら、正しい乾燥肌対策をお伝えします。
それぞれのスキンケアアイテムの役割や使用順序を理解して、年齢に応じたうるおい、ハリ、ツヤのお手入れを行っていきましょう。
あなたの肌質はどのタイプ?1分でわかる肌タイプ診断とスキンケア方法
スキンケアは、紫外線による刺激や摩擦などのダメージから肌を守り皮膚を健康な状態に保つために大切です。しかしスキンケアと一口にいっても、世の中はたくさんの種類のアイテムであふれています。
たくさんのアイテムの中からより自分にあった効果的なスキンケアアイテムを選ぶために重要なことは、まず自身の肌タイプを知ることです。
今まで「人気のアイテムだから」「プレゼントでもらったから」とタイプを考慮していないアイテムを使っていた方は、今一度自身を知ることから始めてみるとよいでしょう。
肌タイプ診断方法
自分にあったアイテムを選ぶためにまずは肌タイプ診断をしてみましょう。
肌タイプは大きくわけて以下の4つに分類されます。
- ・乾燥肌
- ・普通肌
- ・混合(インナードライ)肌
- ・脂性肌
上記診断チャートの質問に対しYesかNoかで回答し、回答先の番号の質問に進んでください。回答を進めていくと、自分の肌タイプにたどりつきます。
肌タイプを理解することで自分に必要なアイテムも明確に見えてくるでしょう。次の段落では、肌タイプ別のスキンケアのポイントを解説します。
ぜひこの診断ででた結果をもとに、今までのスキンケア方法を見直してみてくださいね。
【肌タイプ別】スキンケア方法と重要ポイント
スキンケアアイテムにも特徴や成分に違いがあり、肌タイプが異なれば効果も異なります。自分の肌タイプに合わないスキンケアアイテムを使うことで、肌の状態が悪化してしまうこともあるでしょう。
ここでは、それぞれの肌タイプに合ったケア方法や重要なポイントを解説します。自分に合うスキンケアアイテムを選ぶうえで、参考にしてみてください。
【乾燥肌向け】スキンケア方法と重要ポイント
乾燥肌は、水分と皮脂が共に不足していて乾燥を起こしやすいタイプです。
水分が不足していることで肌が突っ張る感じがしたり、乾燥がひどい場合には皮膚が剥がれて粉を吹いたりします。油分が不足しているため、肌の表面は荒く、乾燥による小じわやくすみが目立つこともあるでしょう。
洗顔は強い洗浄力のものを避け、やさしい成分が配合されているものを使用するのがおすすめです。例えば、「敏感肌用」と記載のあるものや高保湿成分(グリセリンなど)の配合量が多いものを選ぶとよいでしょう。
洗顔後は化粧水でたっぷりと水分を与え、とくに保湿成分の豊富な乳液や保湿クリームでうるおいを閉じ込めるのがポイントです。
乾燥肌は、バリア機能が弱まり外部刺激に対して敏感になっているため、不必要に肌に触れないようにしましょう。
【普通肌向け】スキンケア方法と重要ポイント
普通肌は、水分と皮脂のバランスがよく、比較的肌トラブルが少ないタイプです。
肌のトーンはクリアで、毛穴が目立たず滑らかな方が多いですが、日焼けしやすい方やニキビができやすい方もいます。冬の乾燥に油断は禁物なので、日ごろの保湿ケアを怠らないように注意してください。
また普通肌の方は、適度なケアによって現在の状態を維持することが重要です。過度に洗浄力の強い洗顔料を使用せず、肌にやさしいアイテムを選びましょう。
洗顔後は化粧水や乳液・保湿クリームでスキンケアを行い、肌トラブルがなくても、過度な摩擦を避ける意識が大切です。
スキンケア時の保湿は重要ですが、普通肌の方が過度な保湿成分のアイテムを使用すると肌のベタつきにつながります。
現在の肌の水分と皮脂バランスがキープできる適度なスキンケアを行いましょう。
【混合(インナードライ)肌向け】スキンケア方法と重要ポイント
混合肌は別名「インナードライ肌」ともいい、乾燥している部分と油分が多い部分の両方をあわせ持つタイプです。
例えば、頬から顎にかけての「Uゾーン」や目元は乾燥して突っ張ったり、粉を吹いたりする一方で、「Tゾーン」といわれる額から鼻にかけての部分は油分が多く、テカリや毛穴が目立ってしまうことなどが挙げられます。
そういったお悩みを持つ混合肌の方は、乾燥肌の方と同様に洗浄力の強い洗顔料は避け、しっかりとした保湿ケアを意識しましょう。アミノ酸系の洗浄成分を含む洗顔料や油脂成分を多く含む固形石けんは、肌にやさしい洗い心地でおすすめです。
また、Uゾーンは保湿成分の高いクリームを重ね塗りしたり、Tゾーンには軽めの保湿クリームを使用したりと、顔の範囲ごとにアイテムを使い分けるとよいでしょう。
混合肌は複雑なので、肌の状態や季節の変化に応じてスキンケアの方法を調整することが重要です。
【脂性肌向け】スキンケア方法と重要ポイント
脂性肌は、皮脂の分泌が活発で肌がテカリやすいタイプです。
一般的に毛穴が開きやすく、汚れや皮脂が詰まることによってニキビや肌荒れを起こしやすいといわれています。
そんな脂性肌の方のスキンケアは、丁寧に洗顔をして毛穴詰まりを解消し、水分と皮脂のバランスを保つことが重要です。泡のキメの細かい洗顔料を使用したり、洗顔ネットで弾力のある泡を作って洗ったりするとよいでしょう。
また、オイルフリーのスキンケアアイテムを使用するなど、肌に余計な油分を与えないように意識するのもおすすめです。ただし、皮脂分泌が多いからといって保湿を怠ると、肌はさらに油分を分泌するようになるので、適切な保湿はしっかり取り入れるようにしましょう。
【スキンケア初心者向け】アイテムの役割と順番を理解しよう
スキンケアの効果を最大化するには、各アイテムごとの役割を理解し、基本的な順番にそって行うのが大切です。
いつもそれぞれのアイテムの効果について理解せずただ塗っているだけという方は、ぜひここで一度アイテムごとの役割を理解することから始めましょう。
ここでは、基本的なスキンケアアイテムの役割と、それらを使用する正しい順序について詳しく見ていきます。
スキンケアアイテムの役割
スキンケアアイテムにはさまざまな種類がありますが、基本的なアイテムとそれぞれの役割は以下の通りです。
- ・洗顔料:肌の余分な皮脂や汚れを落とす
- ・化粧水:肌に水分を与える
- ・乳液:水分を逃さないように蓋をする
- ・保湿クリーム:乳液よりもさらに保湿効果のあるクリームで保湿する
洗顔料というと汚れを洗浄するイメージが強いですが、汚れだけではなく余分な皮脂を落としてくれる役割もあります。
そのため、洗浄力が強すぎる洗顔料を使用していると、本来必要な皮脂まで洗い落としてしまい、乾燥が悪化してしまう恐れがあります。自分の皮脂バランスに合った洗浄力の洗顔料を選ぶことが、スキンケア成功への第一歩です。
化粧水は、乾燥や洗顔によって失った水分を与える役割があります。洗顔後の清潔な肌にたっぷり使い、水分補給をしましょう。
しかし、化粧水には水分を肌にとどめる効果はありません。そこで、化粧水で補給した水分を肌から逃がさないようにする役割を果たすのが「乳液」です。
保湿クリームは、乳液の保湿効果では足りない場合や乾燥がひどい場合に、さらに保湿をしてくれるスキンケアアイテムです。
スキンケアアイテムを使用する順番
スキンケアの基本の順番
- 1.洗顔をする
- 2.化粧水をつける
- 3.乳液で蓋をする
- 4.クリームで保湿する
洗顔をしたあとは、化粧水をたっぷりつけましょう。そのあとすぐに、化粧水で補給した水分が逃げないように乳液で蓋をします。乾燥が気になる場合は、その部分を中心に保湿クリームを使用してください。
保湿クリームを使用する際はベタつく場合があるので、量を調整したり、乳液がなじんでから使用したりすることをおすすめします。
また洗顔後以外にも、寝る前や乾燥が気になるタイミングで保湿クリームを重ね塗りすると効果的です。