出典:adobestock
好感度アップ!香水の種類や特徴・持続時間を知って、自分にピッタリの香りを探そう
よい香りがする大人の女性は、私たち同性から見ても非常に魅力的です。自分のイメージにマッチした本格的な香水を一つ持ちたいと考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は香水の入門編として、種類ごとの濃度や持続時間・つける際の具体的な注意点などをまとめてご紹介。本記事を読めば、香水にまつわる知識と魅力が深まりますよ!
オーデコロン
濃度 | 3〜5% |
---|---|
持続時間 | 1〜2時間 |
特徴 | 瞬間的に楽しみたいときに |
オーデコロンは、今回ご紹介した4つの種類の中でも一番濃度が低く、持続時間も短いです。ほんのりとした香りを楽しめるのも特徴。
したがって、気分を変えたいときのリフレッシュとして一つ持っておくと重宝するでしょう。フレグランスアイテムをこれまで何もつけてこなかった方は、オーデコロンから試してみるのがおすすめです。
香りの変化|時間の経過とともに訪れる魅力
ほとんどの香水は3段階に香りが移り変わります。時間が経つほど変化して、つけた人のもともとの香りとまじり合うので、唯一無二の魅力が引き立ちますよ。
トップノート
時間 | つけた瞬間の5〜10分間 |
---|---|
香調 | シトラス系が引き立つ |
特徴 | ・華やかに強く広がる ・香水の香りの第一印象 |
トップノートは、つけてすぐに感じる香りのことです。爽やかさが特徴的なシトラス系などの香料が高らかに香ります。
瞬間的な香りなので10分程度で次のミドルノートへと移行しますが、華やかでフレッシュな香りが気持ちをキュッと引き締めてくれるでしょう。
ミドルノート
時間 | つけてから30分〜2時間 |
---|---|
香調 | フローラルやグリーン系が引き立つ |
特徴 | ・その香水のメインとなる香り ・香水選びの基準になる |
香水の香りが変化する中でも、見せ所となるのがミドルノートです。花やハーブ・果実などの香料が引き立ち、香りの中核を担います。
したがって、香水を選ぶ際はつけた瞬間のトップノートではなく、このミドルノートをチェックすることがポイントです。
ラストノート
時間 | つけてから2時間後〜 |
---|---|
香調 | ウッディやムスク系が引き立つ |
特徴 | ・香水の残り香 ・つける人の香りとなじむ |
ラストノート(ベースノート)は、香水の残り香です。香料の中でも、持続しやすい樹木や樹脂を原料とした香りが長く続くのが特徴。
また、ラストノートで引き立つ香りが、いくつもの香料の個性を支えひとまとめにする役割も果たしています。
香りの系統|自分のイメージに合う香水はどれ?
シトラス系
シトラス系が主役の香水は、男女ともに好感度が高いです。いわゆる「香水の香り」に抵抗がある方や、どんな場面にも適応しやすいのがシトラス系の魅力ではないでしょうか。
オレンジ・レモン・グレープフルーツなどの柑橘類を原料とし、すきっとした爽快なフレグランスが特徴的です。シトラス系は相手に明るさや元気な印象を与えます。
持続時間は短いですが、気分をリフレッシュさせる効果がありますよ。
フローラル系
フローラル系は花を原料とした香水で、比較的なじみ深いですよね。扱う花の数によって、さらにシングルフローラル(一つの花)やフローラルブーケ(複数の花)などと種類が分かれる特徴があります。花の香りはとくにミドルノートで存在感を放ち、女性らしい柔らかさと華やかさを演出してくれるでしょう。
また、フローラルにアルデハイド系の合成香料をブレンドすると、少し神秘的なイメージになります。なりたいイメージに合わせて選んでみてください。
ウッディ系
ウッディ系はその名のとおり、樹木からとれる香料です。サンダルウッドやスギ・ヒノキなどが代表的で、重厚な自然の力をくれます。持続時間が長いのでラストノートで引き立ち、包容力や落ち着きのある大人っぽいイメージを与えるのが特徴。
また、ウッディ系の香水は甘さが少なくクールに仕上がるので、男性が選ぶアイテムとしてもおすすめですよ。
オリエンタル系
オリエンタル系は、インドや中東の寺院を思わせるエキゾチックさが特徴。スパイスやバニラ・ムスクといった濃密でスパイシーな香料をブレンドしています。色っぽさがありつつ、どことなく安らぎを感じる複雑な香りは、夢中になる方も多いはず。
オリエンタル系の香水は、大人にこそ使いこなしてほしい個性が身につくアイテムです。