出典:adobestock
好感度アップ!香水の種類や特徴・持続時間を知って、自分にピッタリの香りを探そう
よい香りがする大人の女性は、私たち同性から見ても非常に魅力的です。自分のイメージにマッチした本格的な香水を一つ持ちたいと考える方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は香水の入門編として、種類ごとの濃度や持続時間・つける際の具体的な注意点などをまとめてご紹介。本記事を読めば、香水にまつわる知識と魅力が深まりますよ!
グリーン系
グリーン系は、森林や草原の中にいるようなイメージ。主に自然の草木を原料としているため、ナチュラルで植物の青々しさを存分に感じられるのが特徴です。
オフィスシーンや食事の席などのとくに注意したい場面でも、比較的使いやすいユニセックスな香りなので一つ持っておくと便利。一息つきたいリフレッシュタイムにぴったりですね。
香水の選び方|好みの香り+つける目的で選ぼう
〈実践〉お気に入りを見つけるための3ステップ
【香水選び3ステップ】
- 1.気になった香水をいくつかピックアップし、試香紙で香りを確認する。
- 2.その中から1つ選び、身体につける。
- 3.時間が経つごとに変化する香りの印象もチェック。
香水は第一印象だけでなく、香りの変化まで確認しましょう。時間がかかりますが自分の好みがより的確にわかったり、日頃使う柔軟剤やシャンプーの香りとの組み合わせも確かめられたりします。最近はフレグランス商品が多種多様なため、こういった視点も大切なポイント。
また1度にたくさんの香りを嗅ぐと適切な判断がしにくくなりますので、ピックアップする香水は5種類までにとどめることがおすすめですよ。
はじめての香水選びのポイントとは?
最初から自分になじむ香水を選ぶのは難しく、失敗した経験者も多いもの。試行錯誤も大切ですが、はじめの1本が決められないという方に一つ大切にしてほしいのは、「自分が心地よく感じる香り」を選ぶことです。
香りの感じ方には個人差があるので、店頭でテスターを試して自分の好みを知っていきましょう。容量の小さなボトルから購入するのもおすすめです。お気に入りの香水を楽しみながらみつけてみてくださいね。
「周囲に差をつけたい!」センスのいい香水の選び方
自分を魅せるアイテムとして選ぶ
あなたの「なりたい自分像」はどんなイメージですか?香水は嗅覚を刺激し相手に強い印象を与えるので、香りがもつ雰囲気を頼りになりたい姿に近いものをセレクトするとよいですよ。
また、女性はファッションとの融合を楽しむのもおすすめです。例えば、女性らしい服装ならあえて男性的な要素を含むウッディ系を、メンズライクな服装ならフローラル系やオリエンタル系で女性らしさをプラス。
そんな風にファッションと香水を対照的な組み合わせで選ぶ方法も、全体のバランスが取れておしゃれです。
その場の雰囲気に合わせて選ぶ
香水をつけるタイミングやシーンが決まっているのなら、TPOに合わせた選び方もできます。日常使いなら長時間香っていても不快にならない、柔らかく香る種類がおすすめです。
対してパーティなどの特別な席でつけるなら、高級感のあるパルファムやオーデパルファムを選んでもよいですね。
その日の予定に合わせて適した香水を選べるように、1種類ではなくいくつか使い分けすることも大人ならではの楽しみ方です。
香水を上品につける方法をマスターしよう
香水のつけ方は「点・線・面」で使い分ける
つけ方 | おすすめ種類 | |
---|---|---|
点 | 1ヵ所に1〜2滴つける | パルファム |
線 | 線を描くようにつける | オーデパルファム オーデトワレ |
面 | 広範囲につける | オーデコロン |
香水のつけ方は、一般的に3種類の方法があります。濃度が高いほど香りが強いため少量を狭い範囲に、濃度の低いオーデコロンは持続時間が短いためある程度広げてつけるのがおすすめです。
香水を空間にプッシュしその下をくぐる方法は有名ですが、「面」でつけるよりもさらに控えめな香り立ちになります。いつもの香水を控えめにつけたいときに役立ちますよ。自分にぴったりのつけ方を探してみましょう。
つける場所による違いは?
おすすめの場所 | 香り方の特徴 |
---|---|
手首・耳の裏・ ヒザの裏・ヒジの内側 | 脈打つ場所で体温が高いので、 香り立ちがよい |
腰・お腹・太もも | 体温が高い場所だけど、 服でおおわれるため程よく香る |
足首 | 歩くたびほのかに香る |
香水は、つける場所によっても香りの強さを調整できます。おすすめの場所はいろいろありますが、香りは下から上に向かって広がるため、下半身につけるのが比較的失敗しない方法です。
同じ香水でもつけ方一つで印象をチェンジでき、非常に奥深い魅力がありますね。
長く香りが持続する方法は?
香水を長く持続させたいときに選ぶ香りの系統は、ウッディやムスクなど深みとコクのあるタイプがおすすめです。
もちろん香水の種類は、より濃度の高いパルファムやオーデパルファムが最適。また、肌が乾燥していると香り成分が揮発しやすいため、無香料の保湿剤をあらかじめ塗っておくと持続しやすくなります。
【Q&A】香水についてのよくある質問
Q1.つけ足す際、ちょうどよく香らせるコツは?
朝香水をつけたけれど「香りが足りなかったな」と感じたときに、つけ足してやりすぎにならないか心配になることがあるでしょう。上手につけ足すうえでの注意点は、最初につけた場所から離してほんの少しだけつけることです。
もしかしたら自分の鼻が慣れてしまい香りを感じないだけかもしれませんので、できるだけ控えめにすることが周囲への配慮にもつながります。
Q2. 複数の香水の重ねづけはあり?
数種類の重ねづけは「レイヤリング」と呼ばれる方法で、上級者向けの楽しみ方。調香師によって計算され尽くした完成品はもちろん1点だけでも魅力的ですが、香りに飽きてしまったり既製品は人とかぶってしまうと感じたりする場合も。
そんなこだわりのある方は、複数の香水を身体の違う場所に少しずつつけてみてください。ほどよくまじり、自分だけの香りをまとえるでしょう。一旦ティッシュにつけて、組み合わせを確かめるのがおすすめです。
Q3. 敏感肌には香水を使えないの?
香水はアルコールが使われているので、肌の刺激が気になる方もいますよね。もしも肌への影響を注意したい場合は、比較的肌荒れがおこりにくい場所につけるか髪の毛につける方法がよいでしょう。
また、ハンカチやティッシュにつけてポケットや鞄の中に忍ばせる方法もあります。アルコールフリータイプも一部販売されているため、試してみるのもおすすめです。このように、敏感肌でも十分香水を楽しむ方法はあります。
Q4.香水の保管方法や使用期限は?
香水を保管するときは、直射日光が当たらず温度・湿度が一定な場所を選びましょう。アルコールの揮発や香りの劣化を防ぐために、ボトルの蓋は毎回しっかり閉めることも香水の質を保つうえで大切な注意点です。
また、使用期限はないものが多いのですが、できれば開封後1〜2年くらいで使い切ることがおすすめです。購入時に比べて色・香りなどが大きく変化している場合は、肌トラブルの原因になる可能性がありますので使用中止してくださいね。
大人がつける香水の楽しみ方で、印象的な女性に
新しい香水がほしいと思っている方へ、基本的な種類や特徴を解説しました。これまで使ったことがない方も、香水について深く知ることでとても選びやすくなります。ブランドごとに趣向を凝らしたアイテムが展開され沢山の種類から吟味できるので、ぜひ香水を選ぶ時間も楽しみつつ、自分にぴったりの香りを探してくださいね。