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【マスクの肌荒れ対策ができるスキンケア4選!】原因も知って荒れるのを防ごう!
日中マスクで生活することが珍しくなくなった近頃。以前よりつける時間が長くなったことにより、肌トラブルに悩む人が多いのでは?
かさかさしたり、ニキビができたり、不織布マスクが擦れて敏感肌になってしまったり…と問題がたくさん起こりますよね。肌荒れが起きるその原因は、肌の大敵である乾燥や皮脂の増加によるもの。
詳しい原因を知り、正しいスキンケアの方法を身に着けて肌荒れを防ぎましょう!
マスクで乾燥やニキビが気になる!マスクで肌荒れする原因は?
マスクで肌荒れする原因って?
肌荒れの原因は、主に乾燥や汗、皮脂の増加によるものです。
「マスクをしているときは守られているイメージがあるけど、乾燥しているの?」と思いませんか?しかし、湿度によって蒸れていたり温度が上がっていたり、肌の負担になることがいろいろと起きています。湿度が高くなっていることや着け外す際の摩擦や温度差が、ずばり肌荒れの原因です。
肌荒れの原因1:湿度
マスクを着けている間は、着けないときよりも湿度が高い状態です。人が快適に過ごせる湿度は約50%なのですが、肌にとっても同じ。
マスクを着けていると湿度がなんと100%になり、着け心地も最悪です。湿度が上がると肌の角質層がふやけて外的ダメージを受けやすくなり、肌荒れの原因になるのです。
肌荒れの原因2:摩擦
1日の間で、食事の際や飲み物を飲む際など、マスクを何度も着脱する機会がありますよね。そんな何気ない動作ですが、着脱する際に繊維が肌に擦れて摩擦が起きているのです。
摩擦によって角層表面が削られてしまい、肌が敏感な状態に。少しの刺激でもかゆくなったり赤みが出たり、ニキビができてしまうこともあります。
肌荒れの原因3:温度差
マスクの着脱時にはどうしても急激な寒暖差が発生しますが、この温度の急激な変化も肌のバリア機能を低下させる原因です。
肌には、バリア機能や保湿機能促進の作用をもつ「カスパーゼ14」という酵素が存在しています。この酵素は寒暖差に弱いため、マスクの着脱によって急な温度変化が起こると動きが低下するのです。そして肌が乾燥してダメージを受けやすくなり、さまざまな肌荒れを引き起こします。
マスクの肌荒れはどのように防ぐ?
肌のバリア機能の低下や皮脂の過剰な分泌、乾燥によって肌荒れすることがわかりました。
そこで、ここからは肌荒れを引き起こさないためのポイントを3つご紹介しますので、さっそく今日から意識してみてくださいね。
(1)摩擦やムレを防ぐ
摩擦とムレの防ぎ方
マスクを着けているとどうしても蒸れるので、着けている時間が長いときはこまめに汗や皮脂を拭き取りましょう。汗や皮脂をそのままにしておくと、雑菌が増えて肌荒れの原因になります。
拭き取るときはやさしいタッチを心掛けて。また、通気性のよい素材のマスクに変えるのもおすすめです。
摩擦がおこる部位にあらかじめ保湿クリームを塗って、肌への刺激を少なくするのもよいですね。
保湿クリームを使用するときの注意点
油分が多い保湿クリームは、かえってニキビの原因として作用したり、熱がこもってしまったりすることもあるので注意して使いましょう。伸びのよいワセリンやバームなどを、うすく塗って肌を守ります。
あとは、マスクの内側にガーゼを挟むのも効果的。肌が擦れるのを防げますよ。ガーゼのサイズが小さすぎるとガーゼが動き、摩擦が起きて逆効果になるので注意!また、ガーゼを使う際は必ず使い捨てにしてください。
(2)マスクは顔に合ったものを選ぶ
マスクが大きすぎるとウイルスを防げませんし、小さすぎても肌との摩擦が起きて肌荒れが発生します。
顔を小さく見せたいからと、顔のサイズに合っていないものを選ぶのはNG。擦れるなと感じたらサイズを見直しましょう。
一般的に売られている不織布マスクの小さめサイズは10.5~12.5cmで、普通サイズは12〜14.5cmです。成人女性であれば、このどちらかを目安に選ぶのがよいです。