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スタイリングに便利なヘアムースの使い方!ヘアスタイルごとのセット方法を伝授!
毎日のヘアスタイルセットに便利なスタイリング剤。たくさんあるアイテムの中でも、やわらかくナチュラルな毛流れとツヤのある仕上がりを楽しめるのが「ヘアムース」です。
今回は、知っているようで意外と知らない基本の使い方をはじめ、パーマ・ストレート・巻き髪といったヘアスタイル別のセット方法の簡単なコツなど、ヘアムースの魅力と使い方についてご紹介していきます。
ツヤ&束感を出すならウェットタイプ
今っぽい濡れた束感を出したいときには、ウェットタイプがよいでしょう。数あるタイプの中でも一番ツヤ感やまとまり感が出やすく、ハイダメージヘアで髪のパサつきが気になるときやストレートヘアにもぴったり。
ヘアムースは乾くと固まるものが多いのですが、ウェットタイプの中には固まらないタイプもあるため、抜け感のあるヘアスタイルのときに使うのがおすすめです。一日中柔らかで色っぽいヘアスタイルがキープできますよ。
ヘアムースの基本の使い方&注意点
ヘアムースの使い方は簡単!
自分のなりたいヘアスタイルにぴったりのタイプが分かったら、どのタイプにも共通していえる「基本の使い方」についてチェックしていきましょう。ヘアムースは、スタイリング剤を使うのが初めてという不器用さんでも安心して使えるほど、使い方は簡単。
ついついやりがちな注意点についても、あわせて解説します。
ヘアムースの使い方(1)容器をよく振る
まず初めに、缶に入ったヘアムースを使うときは、軽く数回ボトルを振りましょう。ヘアムースは泡で出てきますが、もともとは液状のスタイリング剤。それをボトルのノズル部分でガスと混ぜ合わせて泡状にしているため、振らずに出す使い方をしてしまうとガスばかり出てしまったり、液状のまま出てしまったりしてうまく使えないことがあるので注意です。
ヘアムースの使い方(2)手のひらに広げる
手のひらにピンポン玉1個から2個分の泡をとったら、手のひらに広げましょう。手に広げることなくそのまま髪につけてしまうとムラづきの原因となってしまい、キレイにセットできなくなってしまうことも…。
髪の毛一本一本に薄く均一につけるためにも、手のひらに伸ばしてから髪につける使い方を徹底してくださいね。その際は、泡をつぶしきらないように軽く伸ばし広げるとよいでしょう。
ヘアムースの使い方(3)髪にもみこむ
ヘアムースを手のひらに広げたら、髪の毛につけていきます。その際注意してほしいのが、せっかくセットしたヘアスタイルを崩さないようにつけていくこと。
とくにパーマヘアや巻き髪ヘアなどは、ふんわりと作ったカール感を生かしたまま全体にまんべんなく行きわたるように、毛先から中間を中心にやさしくもみこむようなイメージでつけていきましょう。
使い方の注意点(1)つけすぎNG
ヘアムースは簡単に使える初心者向けのアイテムですが、ひとつだけ使い方の注意点として覚えておきたいのが「量をつけすぎない」ことです。水分をたっぷり含んだ軽い質感が特徴のため、ついつい量を多くつけてしまいがち。
しかし、そうすると重みでスタイルがつぶれてしまう原因になってしまいます。最適な量が分かるまでは、少しずつ様子を見ながら足していく使い方をするのがよいですよ。
使い方の注意点(2)くせ毛ヘアはカール生かしで
もうひとつ、使い方で注意してほしいのが「くせ毛のストレートスタイリングには使わない」ことです。ヘアムースに含まれる水分によってくせ毛のうねりが出てしまうため、せっかくストレートにスタイリングしてもくせ毛のうねりが再度出てしまうと意味がありませんよね。
くせ毛の方が使うときは、カールを生かしたスタイルのときだけにしましょう。
【パーマヘアにおすすめ】ヘアムースの選び方&使い方
パーマヘアはソフトタイプでやわらかに
それでは、ヘアスタイルごとの選び方や使い方をチェックしていきましょう。ヘアムースは使い方やタイプによってどんなヘアスタイルも簡単にスタイリングできる便利なアイテムですが、まずは一番ポピュラーなパーマヘアから紹介します。
パーマヘアにおすすめなのはソフトタイプです。パーマをかけてパサついてしまった毛先もしっとりまとまり、ふんわり弾力のあるカールがよみがえりますよ。
ヘアムースの使い方(1)髪をぬらす
パーマヘアにおすすめの使い方、まずは髪の下準備として軽くぬらしましょう。髪の毛を軽く濡らしておくことでパーマのカール感をより強調でき、まるでパーマをかけたてのような仕上がりに。
この際、濡らしすぎるとヘアムースがなじみにくくなってしまうため、濡らしすぎには注意です。
ヘアムースの使い方(2)手のひらに出す
次に、ヘアムースを手のひらに取ります。こちらは基本の使い方と同じなのですが、全体に均一に塗り広げるためにも、泡をつぶさないように軽く手のひらに広げるのが使い方のポイントです。
とくにロングヘアの方は、しっかりヘアスタイルをセットしようと考えるあまりについ多めに取ってしまいがちなので、量の出しすぎには注意しましょう。
ヘアムースの使い方(3)もみこむ
ヘアムースを手に取ったら、髪全体になじませます。使い方のコツとしては、パーマがかかっている部分を手のひらで握りこむイメージでヘアムースをもみこむこと。
パーマの髪一本一本にまんべんなくなじみ、ゆるふわな質感を出せます。
毛先に最初にもみこんだあと中間に向かうようにもみこんでいくと、さらにふんわりした仕上がりになりますよ。
ゆるふわパーマは最後にドライヤーセット
パーマヘアの場合のヘアムースの使い方、最後はドライヤーでのセットです。ヘアムースは、つけたあと自然乾燥すればはっきりカールが出やすく、ドライヤーで乾かすとゆるいウェーブを出せます。そのため、やわらかな印象のゆるふわパーマにしたいときは、ドライヤーで乾かすのがおすすめですよ。
その際は、カールをつぶさないようにドライヤーの弱風を使って、やさしくセットしていきましょう。