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バスソルトの主な効果・効能って?使い方や入浴時間を知ってより特別なバスタイムを!
入浴剤の一つであるバスソルト。一日の疲れをいやしてくれるので、毎日愛用しているという方もいらっしゃると思います。
この記事では基本的な「バスソルトがもたらす効果」に着目し、効果を引き出す使用方法や注意事項をまとめました。
バスソルトと混同しやすいエプソムソルトに関しても、詳しく解説いたします!
入浴剤をよく使用する方やお風呂好きさんは必見です。
温浴効果重視ならエプソムソルト
体をじっくり温めて、美容面などのよいところを求めたい場合はエプソムソルトが最適です。温泉に入った後に感じる肌のなめらかさや発汗効果、美肌効果が得られます。湯冷めしにくく体のめぐりも向上するため、健康への意識も高まるでしょう。
軽い運動を行った後の入浴で、筋肉の炎症などもいやされやすくなります。ただし、入浴で脱水症状を引き起こしやすいので、入浴前後の水分補給は忘れないでください。
お風呂を大事に!バスソルト使い方の注意点
バスソルトを入れたら追い炊きはNG!
自然塩を使ったバスソルトの場合、塩が金属を腐食させてしまう可能性があります。そのため、バスソルトを使ったら追い炊きはNG!
オートタイプの給湯器システムの場合は、お湯を沸かした後でスイッチをオフにしてからバスソルトを入れてください。入浴後はすぐにお湯を抜いて、浴槽を洗いましょう。
木製や大理石製、金属製の浴槽の場合は腐食を促してしまうため、バスソルトを使えません。
残り湯は洗濯に使用不可
塩は衣類の繊維を傷めることがあります。また、洗濯槽の内部を錆びさせてしまう可能性も否めません。
そのため、バスソルトを使った後の残り湯を洗濯に使うことは避けましょう。洗濯に塩を使うと色落ちを止める効果などを得られますが、洗濯機に直接投入することは得策ではありません。
エプソムソルトも同様、洗濯機や繊維を傷める可能性があるため、使わないようにしましょう。
肌の調子を悪くする場合もある
バスソルトは美肌を目指せるといわれていますが、敏感肌や現在進行形の肌荒れを持っている人は悪化させる可能性があります。
お風呂に入れているバスソルトの濃度にもよりますが、塩は肌への刺激にもつながるでしょう。除毛クリームを使った後やカミソリでの除毛の後のバスソルトは、禁忌です。 肌の弱い人がバスソルトを使いたい場合は、お風呂上りにシャワーを浴びて塩分を流すことをおすすめします。
いまさら聞けない!エプソムソルトの注意点
エプソムソルトはあがり湯不要
温泉では、浴場から出る際にお湯をかぶって体を流すことは不要といわれています。エプソムソルトも同様で、成分を体に取り込みやすくするためあがり湯は不要です。
体の温浴効果も長続きしますので、湯あがり後はそのまま体を拭いてくださいね。
しかし共用するお風呂の場合、衛生面で気になる人もいることでしょう。そのときは、軽くシャワーを浴びる程度で済ませることをおすすめします。
エプソムソルトとアクセサリーの組み合わせは大丈夫?
温泉に入る際は、貴金属が変色する可能性があるため指輪などのアクセサリー類は外しましょう。
エプソムソルトは「硫酸マグネシウム」なので、金属の腐食の原因となる塩基や硫黄分は含まれていません。この理由から、指輪類はつけたまま入浴してもよいでしょう。
しかし、商品によっては機能性を高めるために何らかの成分をプラスしている入浴剤も存在します。気になる場合は、あらかじめアクセサリー類は外してから入浴することが大切です。