出典:adobestock
朝起きたら目がパンパンに…!目元のむくみを解消して目力UP目指すマッサージなどを伝授
朝から目がパンパンにむくんで腫れぼったくなっていると、気分が上がらずげんなりしてしまいますよね。目のむくみの原因は、普段の生活で何気なくやっている行動が関係しています。
今回は、悩ましい目のむくみを引き起こす理由とその解消方法を徹底解説。ツボ押しやマッサージといった簡単で手軽にチャレンジできるケア方法から、日頃心がけたい行動のポイントまで詳しくご紹介します。
目のむくみは血行不良や水分の滞りが原因!詳しい理由について
何気ない行動が血行不良や水分の滞りを招く!
目のむくみは、血行不良によって引き起こされます。目の周りにある筋肉「眼輪筋」が緊張したり、リンパの流れが悪くなったりして、不要な水分や老廃物が上手く排出されず滞ってしまうのです。
血行不良を招く原因には、次のような日頃からやってしまいがちな行動が挙げられます。
- ・スマホやパソコンの見すぎで疲労し、「眼輪筋」がこわばる
- ・身体の冷えや運動不足
- ・うつぶせ姿勢や低い枕で寝ている
- ・クレンジングやメイクで目元をこすることによる刺激
- ・塩分やアルコールを過剰に摂っている
目のむくみを解消するには、これらの生活習慣を見直して、血行不良やリンパの滞りを作らない意識が大切です。
目のむくみは顔の印象をダウンさせる
目にむくみがあるままでは、メイクやおしゃれをしても魅力的に見えません。目が小さくキツイ雰囲気に見えたり、むくみのせいで二重まぶたが一重のように見えたり、印象がダウンしてしまいます。顔全体も腫れぼったくなるなど、デメリットばかりです。
目のむくみが気になる場合はプラスアルファのケアをして、むくみを取り除く必要があります。これからご紹介するツボ押しやマッサージ、生活習慣の見直しなど、むくみの改善方法を実践してみましょう!
目のむくみを解消するツボ押しやマッサージ方法とは?
手軽に目のむくみ悩みを改善したい人にイチオシの方法4つ
「朝起きたら目がむくんでいてがっかり」「短時間でパパッとケアしたい」という方には、次の4つの方法がおすすめです。
- ・ツボ押し
- ・マッサージ
- ・ホットタオルと冷やしタオル
- ・眼輪筋のストレッチ
どれも忙しい朝のメイク前などにも手軽に実践できて、やり方も簡単です。それぞれの方法について、順番に解説していきます。
目のむくみにおすすめのツボ(1)攅竹(さんちく)
ひとつ目のツボは、眉頭の内側あたりにあるくぼみ「攅竹(さんちく)」。むくみの解消のほか、目の疲れや頭痛などが気になるときにもおすすめのツボです。
攅竹に親指の腹を当てたら、呼吸をしながら5秒かけてゆっくり力を加えていきます。痛気持ちよいと感じるほどの力でツボをプッシュしたら、5秒かけて徐々に力を抜きましょう。指の腹を骨にグッと押し当てるイメージで押してください。
目のむくみにおすすめのツボ(2)晴明(せいめい)
次におすすめしたいのが、目頭の内側でやや鼻筋に寄った部分にある「晴明(せいめい)」と呼ばれるツボです。目元の血行を促してむくみを改善するほか、目の疲れやドライアイなどの悩みにも働きかけてくれます。
晴明に人差し指を当て、ゆっくり圧をかけながら10秒ほど押してみましょう。片手の親指と人差し指で左右の晴明をつまむように持って、グリグリほぐす押し方もOKです。眼球を傷つけないよう、目を閉じた状態で行ってくださいね。
目のむくみにおすすめのツボ(3)魚腰(ぎょよう)
眉毛の真ん中で黒目からまっすぐ上に延長させた位置にある、「魚腰(ぎょよう)」と呼ばれるツボも目のむくみに効果的です。目の疲れや目元・眉毛のコリといった悩みにもアプローチできます。
ツボを押すときはまず、魚腰に中指を当て、人差し指と薬指をその両側に添えるように置きます。そのまま骨をグッと押し込むように、ゆっくり10秒ほど指圧しましょう。クルクルと小さな円を描くように、さすってほぐすのもおすすめです。
目のむくみを改善するマッサージ
指や手のひらで目の周りをほぐすマッサージは、むくみ改善に効果が期待できます。マッサージは目元だけでなく、デコルテや首、フェイスラインなど顔とその周辺も一緒に行うのがおすすめです。
ピンポイントではなく広い範囲をマッサージすることで血行がよくなり、水分や老廃物が流れやすくなります。朝のメイク前や夜のお風呂上がりなどのタイミングで、実践してみましょう。
(1)首を回して鎖骨とフェイスラインをさする
まずはすべりをよくするために、首や顔にマッサージオイルなどを塗ります。左右それぞれ3回ほど首を回したら、鎖骨のくぼみを親指以外の4本の指で押してほぐしましょう。
続いて、フェイスラインを顎下から耳の下に向かってマッサージをします。親指の腹を顎下のくぼみに押し当てて、グーッと指圧しながら耳の下までさすり上げてください。
(2)目の下を顔の中心から外側へ向かってプッシュ
続いて、人差し指・中指・薬指の3本で、頬と目の下側を順番にマッサージしていきます。3本の指を揃えて小鼻の脇にセットし、心地よいくらいの力で圧をかけながら耳の前までさすりましょう。
このマッサージ方法を、頬骨の下・頬の真ん中・目の下と3段階に分け、それぞれ3回ずつを目安に行います。指をセットする位置を徐々に上へずらしながら、ゆっくりとほぐしてください。
(3)眉の下を眉頭からこめかみに向かって押し流す
頬や目の下のマッサージを終えたら、今度は目の上側をほぐします。親指の腹を眉頭の内側にあるツボ「攅竹」に押し当て、眉に沿って軽く指圧しながらこめかみに向かって3回流しましょう。
皮膚が薄く眼球に近い部分なので、力を入れすぎると負担をかけてしまう可能性があります。眼球を傷めないよう目を閉じた状態で、心地よさを感じる程度の力で行う方法がおすすめです。
(4)額をさすったら、こめかみ・耳下・首・鎖骨の順に流す
最後は、人差し指・中指・薬指の3本指を揃えて額の中心に当て、こめかみに向かってさすります。3回ほどさすったら、仕上げにこめかみから耳の前を通って耳の下、首、鎖骨までを順になで下してマッサージしましょう。
それぞれの部分を通るときは、軽くプッシュしながら流すのがコツ。これも3回ほど繰り返したら、マッサージは完了です。
目のむくみを改善するホットタオルの作り方と使い方
むくみの原因である血行不良の解消には、目元を温めることが効果的です。水で濡らして固く絞ったタオルを電子レンジで500W1分ほど加熱し、ホットタオルを作ります。心地よい温かさになったら、目元にのせて10分ほど温めましょう。
また、その後に「冷やしタオル」で目元を冷やす方法もおすすめです。温めて血管を拡張させてから冷やして血管を引き締める工程を交互に繰り返すことで、血行不良を改善しやすくなります。