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口紅の使用期限はいつまで?チェックの仕方や過ぎた古いリップの使い道について
「もう何年も前に買った口紅を使い続けている」という人も少なくないのでは?実は口紅などの化粧品には使用期限が設けられており、使用期限内であっても開封後のアイテムは酸化したり雑菌が繁殖したりしている可能性があります。
今回は、口紅を含む化粧品の使用期限の目安やリップが劣化しているかどうかをチェックする方法、長持ちさせるための保存方法を解説します。さらに古いリップの使い道もいくつか紹介しているので、この記事を参考に手持ちのリップをフル活用しましょう!
口紅の使用期限はどのくらい?
開封後の口紅の使用期限は?
口紅を含む化粧品は、開封後に手指などが触れることで微生物が繁殖したり、空気中に舞う雑菌が混入したりしてしまいます。
中でもリップは基本的に直接口につけて使うものなので、目安としてはなるべく1シーズンから1年以内に使い切るのが理想的です。1年以内であっても、パッケージをチェックして使用期限の記載があった場合はそちらに従うようにしましょう。
未開封の口紅にも使用期限がある!
「一度も使ったことがない新品のリップなら、少しぐらい古いものでも大丈夫なのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、未開封の化粧品にも使用期限が設けられています。未開封の口紅が手元にある場合は、パッケージに期限が記載されているものを除き、3年以内を目安に使い切りましょう。
口紅は油分を多く含んでいるため、酸化を起こしやすいです。酸化は嫌なニオイを発生させる原因にもなるので、リップの使い心地も悪くなってしまいます。
口紅が劣化しているかどうかチェックする方法
チェック方法(1)発色が悪くなったり、変色したりしていないか
手持ちの口紅が劣化しているかどうか確かめるために、まずはリップの発色や色味をチェックしてみましょう。買った当時と比べて唇に塗ったときに発色が悪くなっていたり、リップ自体が変色したりしている場合は劣化している可能性があります。
口紅の色味が変化すると、顔全体の印象や雰囲気も意外と大きく変わってしまうもの。メイクの完成度を維持するためにも、古いリップは買い替えることをおすすめします。
チェック方法(2)嫌なニオイを発していないか
口紅を塗っている最中に、なんとなく嫌なニオイや独特なニオイがしたという経験がある人もいるのでは?口紅が嫌なニオイを発している場合は、雑菌が繁殖したり酸化が起こったりしている可能性があります。
使用期限が過ぎていないリップで見た目に変化がなかったとしても、匂いをチェックして異変を感じたら使用するのは避けておきましょう。
チェック方法(3)塗り心地の変化
買った当初はなめらかな塗り心地だった口紅も、使っている内にだんだんと使用感が変わってしまったというのもよく起こりがちなケースです。開封後に空気に触れて酸化したリップは固くなることがあるので、塗りづらさを感じたら買い替えるタイミングの目安かもしれません。
使用期限は過ぎていないけれど、しばらく使っていなかった古いリップだから塗るのが不安…というときも、まずはテクスチャーが変わっていないかどうかチェックするのもおすすめの方法です。
チェック方法(4)発汗・発粉の有無
口紅の表面や側面を見たときに、汗をかいたり粉がふいたりしている光景を目にしたことはありませんか?これらは、古いリップによく見られる現象で劣化しているかどうかの目安にもなります。
リップが発汗している場合は口紅に含まれている油分が、発粉している場合は配合されている成分の一部が表面に出てきてしまった可能性が考えられます。必ずしも劣化しているサインとは言い切れませんが、もし不安な場合は他のチェックポイントと照らし合わせて、使用できるかどうかを判断しましょう。