眉毛を茶髪に似合うカラーに染めることによって、メイク全体に統一感が生まれるというメリットがあります。

反対に、髪色が茶髪であるにも関わらず自眉が黒のままでは、眉毛のみが黒々と浮くため不自然なメイクに仕上がりがち。髪色が明るければ明るいほどコントラストの差が生まれ、黒い眉毛がより悪目立ちしてしまいます。茶髪と同系色の色味に眉毛を染めて統一感を持たせると、野暮ったさが払拭されて垢抜けて見えるでしょう。

シャープで重いカラーイメージな黒色に対して、茶色は温もりや穏やかなカラーイメージをもつ色味。眉色を茶色に染めるとふんわりと柔らかな印象に仕上がり、やさしげな表情に見せる効果が期待できます。

ただし、眉毛を染める際は「髪色にかかわらず眉毛は明るめに染めればよい」というわけではありません。眉毛を明るく染めすぎると眉毛の存在感がなくなるため、自分の茶髪に似合うカラーをチョイスするとよいでしょう。

眉毛が黒色のままでは自眉の存在感が強いため、視線が眉毛に集まってしまいがちですよね。眉毛の色を適度にトーンアップすることによって、眉毛の存在感が薄れてアイメイクが映えるといわれています。

「アイメイクは盛りたくないけどデカ目に見せたい！」という人は、眉毛のカラーを茶髪に合わせて染めてみてくださいね。やりすぎ感のない自然なデカ目に仕上がるため、ナチュラルメイクが好みの人におすすめのテクニックです。

自分の茶髪に似合う眉色を選ぶために、眉毛カラーの選び方のポイントを3つ紹介します。

丁度よい明るさの眉毛に仕上げるためには、髪色よりワントーン明るめの色味を選ぶことが大切なポイント。また、茶髪と同系色のカラーに眉毛を染めることで、チグハグ感がなくなって統一感が生まれるでしょう。パーソナルカラーに合わせて眉毛や髪の色を変えると、より自身の魅力を引き出して活き活きとした印象に仕上がります。

髪色よりも暗めの色に眉毛を染めると、眉毛が必要以上に強調されて不自然な印象に仕上がってしまいます。反対に、髪色よりもかなり明るめの色に眉毛を染めると、眉毛が薄く見えて不健康なイメージを与えてしまうでしょう。

眉毛を強調しすぎず顔色を明るく見せてくれる眉色の選び方は、茶髪よりもワントーン明るめの色を選ぶこと。もともと髪の毛は眉毛よりも毛質が太く色が暗めなので、ワントーン明るめの色を選ぶと自然な印象に仕上がります。

茶色にはさまざまな種類があり、髪色と眉色の系統が異なるとチグハグな印象に仕上がります。

たとえば、イエローブラウンとレッドブラウンでは色の系統が異なるため、茶髪に合わせて色味を変えなくてはなりません。イエローブラウンは黄みが強いブラウン、レッドブラウンは赤みが強いブラウンを使用して顔全体に統一感を持たせましょう。パープルやカーキなどのニュアンスカラーも活用して、茶髪に似合う同系色の眉毛に仕上げてください。

眉毛の色味の選び方が分からないという人は、パーソナルカラーを参考に選ぶ方法がおすすめ。パーソナルカラーとは生まれ持った髪や瞳、肌の色と調和する色を指し、自分の魅力を最大限に引き出せるカラーです。

眉メイクにパーソナルカラーを取り入れることで、より洗練されて垢抜けた印象に仕上がるでしょう。髪色を染める際もパーソナルカラーを参考にすると、肌が綺麗に見えたり目鼻立ちがくっきり見えたりといった効果が期待できます。

大人っぽく落ち着いた雰囲気が魅力的な暗めの茶髪は、自然に抜け感をプラスできる人気カラーですよね。暗めの茶髪に染めている人のなかには、学校や会社の規則で髪色を明るくできないという人も多いのではないでしょうか？

では、人気の高い暗めのナチュラルブラウンやアッシュブラウンに似合う眉色の選び方を解説します。暗めの茶髪とされる6トーンから会社の規定とされる7トーンまでの人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まるで地毛のような印象を与える暗めのナチュラルブラウンは、幅広い年齢層の女性が好む髪色ですよね。眉色の選び方は髪色に合わせた暗めのブラウン系が無難ですが、ナチュラルブラウンやダークブラウンもおすすめ。

基本的にナチュラルブラウンはカラーチャートの基準に位置付けられており、標準色として設定されているため選びやすいでしょう。黄寄りの暗めな茶髪はキャメルブラウン、赤み寄りの暗めな茶髪はモカブラウンを選ぶことをおすすめします。

アッシュブラウンのアッシュは英語で「Ash」と書き、直訳すると灰・灰殻を意味する単語です。ヘアカラーにおいてのアッシュブラウンは、赤みを抑えたくすみ気味のグレーブラウンをイメージするとよいでしょう。

眉色を選ぶ際はアッシュグレー、アッシュブラウン、ナチュラルアッシュと表記されている暗めカラーを選ぶことがポイント。通常のブラウンよりも黄みが抑えられているため、透明感をプラスしたいブルベの人に似合うカラーです。

活発で元気な印象を与える明るめの茶髪は、重たい雰囲気が払拭されて顔周りがぱっと華やかに見える点が魅力ですよね。職場では規定範囲外になることが多いため、学生さんや髪色自由な職種の人のみが楽しめる派手カラー。

一般的に15トーンからはブリーチが必須だといわれており、ブリーチなしで楽しめる髪色は14トーンまでです。では、ブリーチを必要としない明るめの茶髪である12トーンから14トーンの眉色の選び方を紹介します。

黄みが強く出る明るめのゴールドブラウンは、茶髪のなかでもかなり派手なイメージを与えるカラーです。アイブロウアイテムの色選びを行う際は、カラーチャートを参考に黄み寄りのブラウンを選ぶとよいでしょう。

ライトブラウン、ハニーブラウンと表記されているアイブロウアイテムの色味には、明るめのゴールドブラウンの髪色がおすすめです。また、イエローのニュアンスカラーが含まれているパレットも使いやすいため、明るめの茶髪の人はぜひ試してみてください。