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足のむくみの原因って?簡単なマッサージ解消方法や見直したい生活習慣6つ
足のむくみで「パンプスが入らない!」と、焦った経験はありませんか?むくみは見た目の変化だけでなく重だるい疲労感もあるため、毎日悩まされている方も多いでしょう。
そこで今回は、足のむくみの原因や日常で見直すべき生活習慣、むくみ改善マッサージの方法をご紹介します。少しの意識で、すっきりとした足元を目指しましょう。
「夕方になると足がパンパン…」つらいむくみの原因とは?
【原因を解説】むくみのメカニズムとは?
私たちを悩ませる足のむくみは、血液やリンパの流れが滞ることによって引き起こされます。よくない生活習慣で身体のめぐりが低下すると、細胞の外側に余分な水分がたまり、結果的に足がむくむのです。すなわち、めぐりを整える生活を心がければ、未然にむくみを防げるということ。
では、どのようなときにむくみが起こるのでしょうか?続いて具体的な原因をみていきましょう。
日常に潜むむくみの原因をチェック!
身体の冷え
足のむくみの代表的な原因は、薄着やエアコンの冷たい風による身体の冷え。足首や足の裏に触れたときに冷たさを感じたら、血液の流れが低下して冷えていると考えられます。
慢性的な冷えは足のむくみだけでなく、肩こりや便秘、皮下脂肪がつきやすい状態。冬はしっかり冷え対策をしていても、夏に見落としてしまう女性は多いので気を付けましょう。
長時間のデスクワーク
長時間足を動かさないでいると、ふくらはぎの筋肉もストップした状態です。心臓から遠い位置にある足元は、通常筋肉の伸び縮みが血液を送りだすサポートをしていますが、長時間座っていると流れが低下してしまいます。
さらに重力も重なって足先のめぐりが滞り、むくみが起こりやすくなるのです。
運動をする習慣がない
運動が苦手な方は身体を大きく動かす機会が少なく、筋肉の可動域が小さい傾向にあります。日常の小さな動きだけでは血流を促進させることが難しいため、軽い運動を生活習慣に取り入れる必要があるのです。
筋肉は動かさないと機能が低下し、より動かしにくい状態になりがち。よく歩いたりストレッチしたりと、簡単な運動でOKなので意識的に筋肉を刺激することが大切です。
きつい下着などの締め付け
身に着けるアイテムによる締め付けも、血行不良になってむくみを起こす原因の1つです。きつい下着や靴、スキニーパンツはむくみやすいため、選び方に気を付けて。
タイトなファッションを楽しんだ際は、その日の夜にセルフマッサージでむくみケアを念入りに行いましょう。
足のむくみを解消するために、セルフで対策できること
むくみ対策(1)セルフマッサージ
むくんだ足をすっきりと戻したいときは、オイルやクリームを使ってふくらはぎをマッサージするのがおすすめです。マッサージのほどよい刺激で滞った血液やリンパの流れが改善され、めぐりのサイクルが活発に。
軽くストレッチを行い足の筋肉を伸ばしてからマッサージすると、深い部分にも刺激がくわわります。つらいむくみで悩んでいる方は、ぜひ一緒にやってみてください。
むくみ対策(2)ストレッチ
ストレッチは普段動かさない筋肉もよく伸び、むくみ改善には欠かせない生活習慣です。運動が苦手な方でも自宅で簡単に実践できるため、まだ習慣化できていない方は一度見直してみましょう。
深呼吸を意識しながらじっくりストレッチすると、固まった部分が徐々にほぐれていくのを実感できるはず。
むくみ対策(3)軽めの運動
先ほどもご紹介した通り、慢性的な運動不足はむくみやすい身体へ導く原因になります。
これまで運動習慣がなかった方におすすめなのは、YouTubeの動画などに合わせて運動する方法です。特別な準備や道具もいらず、思い立ったその場ですぐに運動できる点も、始めやすく続けやすいポイント。継続的に行うためには、自分が楽しくできる方法を見付けることが大切です。