オルチャンメイクとは韓国っぽいメイクのやり方を指し、韓国美女に近づける人気のメイク方法です。オルチャンメイクと聞くと一昔前に流行したイメージが強く、ホン・ヨンギやユン・アラが元祖オルチャンとして挙げられます。韓国エンタメの流行に伴って再びトレンドとなっており、現在はイム・ボラやキム・ナヒが代表的なオルチャンといえるでしょう。

10年ほど前は可愛らしさを追求したメイクのやり方だったのに対し、現在は透明感※のある上品なオルチャンメイクが特徴です。

2022年版オルチャンメイクの特徴は、ナチュラルな透明感※あふれるメイクに仕上げること。

ベースメイクはツヤ感のあるファンデーションを使用して水光肌を目指しましょう。眉メイクは平行太眉がオルチャンメイクの常識でしたが、最新のオルチャンメイクはソフトアーチ型がおすすめ。アイメイクは、横幅を拡張した切れ長アイに仕上げるのがコツです。

今っぽいオルチャンメイクのやり方は、控えめなメイクで抜け感を演出することが重要なポイントです。

アイメイクはマットな質感のアイシャドウを使用して、部分的にラメをプラスすると透明感※を演出できるでしょう。ブラウンのペンシルアイライナーやブラウンアイシャドウの締め色をアイラインとして使用すると、柔らかな印象の目元を表現できます。また、チークやリップは肌なじみのよいカラーを選んで、女性らしい自然な血色感をプラスしてください。

オルチャン見えするベースメイクのコツは、肌の内側から潤うようなみずみずしい水光肌に仕上げることです。水光肌とはオルチャンたちの間で定番のベースメイク方法で、韓国では「ムルグァンピブ」といわれています。

ツヤ感と潤いを兼ね備えたグロウ肌を意味しており、まるで肌の内側から発光するようなハリツヤ肌が特徴。ベースメイクはファンデーションだけで仕上げるのではなく、コントロールカラーやラメ入りプライマーを活用するとよいでしょう。

オルチャンメイクといえば平行眉毛が特徴でしたが、少し古い印象を与えてしまう可能性があるため注意してください。今っぽいオルチャンメイクに仕上げるためには、なだらかなカーブを描くソフトアーチ型がおすすめです。

また、一昔前はしっかりと太さのある眉毛が人気でしたが、最新のオルチャンメイクではナチュラルな太さがトレンド。女性らしい上品な眉毛に仕上げるためには、一般的に目の縦幅に対して2分の1から3分の2の太さが理想とされています。

日本では幅広二重や丸目が人気の傾向にあり、目の縦幅を強調するアイメイクのやり方が主流ですよね。韓国のオルチャンメイクは目の横幅を重視する傾向にあり、大人っぽく上品な目元を演出する切れ長アイが人気。

韓国アイドルや女優のなかには一重・奥二重の人も多く、まぶたの形を問わず挑戦しやすいメイクといえるでしょう。アイシャドウを塗る際は縦割りグラデーションを意識して、アイラインで目尻延長や目頭切開ラインをプラスしてください。

オルチャンのように透明感※あふれる色白肌を演出するコツは、ベースメイクの段階でツヤを仕込むことです。

トーンアップクリームとは韓国で人気のアイテムで、その名の通り塗布した瞬間から色白肌に見せてくれます。ファンデーションだけでは表現できない自然な透明感※をプラスできるため、ベースメイクのはじめに使用するとよいでしょう。また、肌色を補正して色ムラを払拭するコントロールカラーやツヤ感を仕込めるプライマーなどもおすすめです。

クッションファンデとは韓国から普及した比較的新しいアイテムで、日本にも浸透している人気のファンデーションです。リキッド状のファンデーションがスポンジに染み込まれており、付属の専用パフにとって直接肌へ塗布します。

クッションファンデには美容成分が含まれていることが多く、みずみずしいキレイなベースメイクを長時間キープできる点が特徴。また、手を汚さずにファンデーションを塗布できるうえ、出先でのメイク直しにも便利だといえるでしょう。