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化粧品の「使用期限」はいつまで?知っておきたい各アイテムの目安と長持ちする保存方法
化粧水や乳液、メイク化粧品を使っていて「この化粧品はいつまで使えるの?」と思ったことがある人もいるでしょう。化粧品には食品の賞味期限と同じように、いつまでに使い切ったほうがよいという「使用期限」があります。
この記事では、化粧品の使用期限はいつまでなのか、各アイテムの期限の目安や長持ちさせる保存方法などについて詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
分離している
乳液やリキッドファンデーションなど、乳液状のものに多いのが分離です。乳液やリキッドファンデーションなどは乳化剤で成分が混ざっていて、劣化すると水分と油分に分離してしまうことがあります。チューブに入っていて中の状態がわからなくても、分離していると油が先に流れ出てくるので、その場合は使わないようにしてください。
たとえ未開封でも中身が明らかに分離している場合は、使用しないようにしましょう。
使用期限が切れた化粧品は使っても大丈夫?
使用期限が切れた化粧品を使ったらどうなる?
使用期限が切れたものは成分が変質しており、未開封であっても本来の美容効果を発揮できない可能性が高くなります。期限が切れていると効果を発揮できないだけでなく、変質した成分により肌荒れなどの肌トラブルの原因になってしまうことも。
使える期限が1年のものは、できるだけ開封後1年以内に使い切るように注意しましょう。
もし肌トラブルが起きてしまったら
期限が切れたものを使って肌に違和感があった場合、すぐに水で洗い流してください。もし洗い流しても肌の違和感が消えなかったり、赤みや腫れなどの肌トラブルが出たりした場合は、なるべく早めに皮膚科を受診しましょう。
赤みや腫れが出た場合は、アイスノンや冷やしたタオルで冷やすと赤みや腫れが楽になるので、応急処置として早めに冷やすようにしてください。
化粧品を使用期限内に使い切るポイント
使用できる期間は数ヶ月以内のものが多いですが、使う量が少なくてなかなか減らないと使い切れない可能性がとても高いです。
以下で、使用期限内に使い切るポイントをいくつかご紹介します。いつも使いきれない人や減りが遅いと感じている人は、ぜひ参考にして使い切れるようにしてみてくださいね。
【ポイント1】使い切れる量を買う
化粧品の内容量は、メーカーが推奨する1回の使用量を守れば期限内で使い切れるようになっています。しかし、化粧水や乳液などには、大容量のお得なサイズで売っているものがありますよね。使う量が少なくなりがちな人は、大容量ではなく使い切れる量の化粧品をこまめに買うようにしましょう。
また、使用量を守れば化粧水や乳液の効果も高まるので、できるだけ使用量を守って使うことがおすすめです。
【ポイント2】首やデコルテに使う
フェイスクリームや化粧水、ファンデーション、フェイスパウダーなどの顔に使う化粧品は、首やデコルテまで使ってみましょう。首やデコルテは意外と乾燥しているため、化粧水やフェイスクリームを塗ることでしっとりしますよ。
また、ファンデーションやフェイスパウダーを首やデコルテまで塗ることで、顔につけたファンデーションとの境目が自然に馴染んで目立たなくなります。
使用期限が切れたら処分しましょう
たとえ化粧品の中身が残っていたとしても、使用できる期間が過ぎたものは処分してください。使用期限が過ぎたものは、見た目ではわからなくても中身の品質が落ちている可能性が高いです。
もし使って肌トラブルが起きてしまってからでは遅いので、開封後しばらく使っていないものがあれば早めに処分しましょう。
使用期限が切れる前に化粧品は使い切ろう!
化粧品の使用期限や保存方法などについて詳しくご紹介しました。化粧品を長く使うためには、保存方法も大切。化粧品は肌に直接つけてキレイになるためのアイテムなので、使用期限が切れて成分が劣化する前に使い切るようにしましょう!