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香水の『長持ちする付け方』講座!ちょっとしたコツを知って魅力的な香りを持続させよう
いつでもほのかによい香りをまとっている女性は、老若男女問わず多くの人に憧れを抱かれる存在。どのようなシーンでもやさしい匂いをふんわりと香らせるためにも、お気に入りの香水は長持ちさせたいですよね。
そこで今回は、一般的に香水はどのくらいの時間で香りが消えるのか、香水の匂いと時間の関係について解説します。香水の香りを長持ちさせる付け方のコツや、香りが移り変わる順番についても紹介するので、ぜひ香水を楽しんでみてください。
香りの持続力アップ!香水のよい匂いが長持ちする付け方
香水の匂いを長持ちさせる方法は、シャワーで汗や皮脂を清潔に洗い流し、香水を付ける場所を丁寧に保湿しておくこと。
体温の高い場所は香水の匂いがはっきりと香るため、手首やウエスト、ひざの裏、耳の後ろがおすすめです。香水の香りを長持ちさせたい場合は、濃度が高いパルファムやオードパルファムを使用するとよい香りが持続するでしょう。
清潔な肌に付ける
汗をかいている状態で香水を使用してしまうと、汗と香水の匂いが混ざって香水本来のよい香りを楽しめません。香水のよい香りを長持ちさせるためには、あらかじめシャワーを浴びて清潔な肌をキープさせることです。また、シャワー後は肌にうるおいが残っている状態なので、香水の匂いが比較的長持ちしやすいでしょう。
お出かけ前にシャワーを浴びる時間がない場合は、香水を付ける場所をアルコール配合のウエットティッシュでふき取ってください。
保湿した肌に付ける
お気に入りの香りを長い時間持続させるためには、あらかじめ肌を保湿させておくことが重要なポイントです。乾燥しやすい季節は香りが持続しにくいように、肌が乾燥していると香りが飛びやすいといわれています。
香り付きの保湿剤は香水の香りを邪魔してしまうため、ワセリンや無香料ローションを選ぶとよいでしょう。また、ファンデーションの前に化粧下地を塗布するように、保湿剤がベースのような役割を果たして香りを長持ちさせる効果が期待できます。
擦り合わすのはNG
香水を手首に付けたときに手首を擦り合わせる人が多いですが、実は香水を付けた場所を擦り合わせる動作はNGとされています。調香師が繊細なバランスで調合している香水は、摩擦を与えると香りのバランスが崩れがち。
香水本来のよい香りを長持ちさせるためには、香水を塗り広げたい場合は擦らずにポンポンと重ね合わせてください。無理に塗り広げる必要がない場合は、自然に香水が乾燥するまで放置してもよいでしょう。
匂いの持続は種類によって異なる!匂いが長持ちする香水とは
パルファムの持続時間は5〜7時間
おすすめしたい人 | 香りを長持ちさせたい人 |
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香料濃度(賦香率) | 15~30% |
持続時間 | 5~7時間 |
こまめに香水の付け直しができない人や、できるだけ香りを持続させたい人は、香りが長持ちするパルファムがおすすめ。
パルファムは香料濃度が15~30%と最も高い種類で、一般的に5~7時間ほど香りが続くといわれています。香料濃度が高い分、価格設定も比較的高めですが、少量でも香りが長持ちするのでコストパフォーマンスはよいでしょう。大量に付けてしまうと相手に不快感を与える恐れがあるため、パルファムを使用する際は付けすぎに注意してください。
オードパルファムの持続時間は5時間前後
おすすめしたい人 | 半日ほど香りを長持ちさせたい人 |
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香料濃度(賦香率) | 8~15% |
持続時間 | 5時間程度 |
オードパルファムは重すぎない香りを半日ほど香らせたい人、相手に好印象を与えたいデートシーンにおすすめの種類です。
オードパルファムの香料濃度は8〜15%と2番目に高く、持続時間は5時間程度と比較的長持ち。香料濃度は比較的高いもののパルファムよりも手軽に入手できるため、バランスのとれた種類といえるでしょう。オードパルファムもパルファムと同様に香りが強く長持ちするので、控えめに付けることをおすすめします。
オードトワレの持続時間は3~4時間
おすすめしたい人 | 数時間だけ香りを楽しみたい人 |
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香料濃度(賦香率) | 5~8% |
持続時間 | 3~4時間 |
オードトワレは外出時にふんわりと香らせたい人や、清潔感のある香りを漂わせたいビジネスシーンにおすすめの種類です。
香料濃度は5〜8%とやや薄めに作られており、控えめな香りが3~4時間ほど持続します。オードトワレは香りがきつすぎないため普段使いしやすく、手ごろな価格で入手できるという点が香水初心者におすすめ。香水のなかではあまり香りが長持ちしない種類なので、いろいろな香りを楽しみたい人にもよいでしょう。
この記事を書いた人
plumeria1257
スキンケアとメイク研究を愛する20代。女性向け美容系サイトのディレクター兼ライターを務めたのち、退職を機にフリーライターへ転身しました。「美しくなりたい」という気持ちに寄り添い、悩みを抱える女性に自信を与えられる記事を執筆することが目標です。