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ダイエット中に甘いものが食べたい!ヘルシーおやつで栄養と一緒に満足感もゲット
ダイエットで食事制限や運動に取り組んでいても、「自分へのご褒美に甘いものが食べたい」という人も少なくないでしょう。一般的にダイエット中は甘いものが厳禁だと思われていますが、選び方や食べ方に注意すれば甘いものを食べても問題ありません。
今回はダイエット中でも背徳感なく食べられるおやつや、ダイエット中に甘いものを食べる際の注意点について解説します。ダイエット中は間食からも栄養を摂取して、空腹感を上手にコントロールしましょう。
ダイエット中に甘いものが食べたい原因と対策
ストレスを溜めている
ダイエット中に甘いものが食べたいという欲求は、疲れやストレスが理由のひとつとして関わっている人も少なくありません。心身ともに疲れていたりストレスを感じたりすると、すぐにエネルギー変換ができる甘いものを本能的に求めるのが主な原因。
また、甘いものを食べると幸せホルモンである「セロトニン」が分泌されて、一時的に精神を落ち着かせてくれます。こまめなリフレッシュでストレス解消を心がけて、甘いものを過剰摂取しないよう食欲をコントロールしましょう。
食事での糖質が足りていない
ダイエット中に白米やパンなどの炭水化物を避けている人は、食事で十分な糖質を摂取できていないことが原因として挙げられます。
糖質を過剰に摂取すると体脂肪の蓄積につながりますが、糖質は健康な体を作るうえで欠かせません。極端な糖質制限により糖質が不足すると、エネルギー源としてタンパク質を分解するため、筋肉量が減少して基礎代謝の低下につながります。健康的に痩せるためには、糖質を間食よりも食事で摂取し、糖質の摂取量をコントロールしましょう。
ダイエット中はタンパク質・食物繊維・ミネラルがカギ
ダイエット中に甘いものが食べたい場合は、タンパク質や食物繊維などの栄養が豊富なおやつを選んでください。
たとえば、ヨーグルトやプロテインバーは筋肉作りをサポートするタンパク質を多く含みます。フルーツやおからスイーツに多く含まれる食物繊維は、血糖値の急上昇を抑えるだけでなく、腸内環境を整える効果が期待できるでしょう。
【タンパク質】筋肉作りをサポートして痩せやすい体質に
筋トレのお供として人気を集めている「プロテイン」とは、日本語でタンパク質を意味する言葉です。タンパク質は栄養素のなかでも一番脂肪に変わりにくいといわれているため、高タンパクの食品はダイエット中の間食におすすめ。
また、タンパク質は筋肉の維持や増量に役立つとされており、筋トレの効果を最大限に発揮します。質のよい筋肉が増えると基礎代謝量が上がるので、太りにくい体質を目指したい人は積極的に摂取したい栄養素です。
【食物繊維】血糖値の急激な上昇を抑える
空腹時は白米やパンといった炭水化物を食べたい衝動に駆られますが、空腹時に糖質を摂取すると血糖値の急上昇につながります。血糖値が急激に上昇するとインスリンが過剰に分泌され、体内に脂肪を溜め込みやすくなるため要注意。
野菜やフルーツ、豆類、穀物に多く含まれている食物繊維は、血糖値の急激な上昇を抑える役割を果たします。また、水溶性食物繊維は水分を含むとゼリー状に変化し、腸内の便を柔らかくして便通を整える効果が期待できるでしょう。
この記事を書いた人
plumeria1257
スキンケアとメイク研究を愛する20代。女性向け美容系サイトのディレクター兼ライターを務めたのち、退職を機にフリーライターへ転身しました。「美しくなりたい」という気持ちに寄り添い、悩みを抱える女性に自信を与えられる記事を執筆することが目標です。