出典:adobestock
顔の産毛処理はメリットだらけ!正しい方法とおうちケアにおすすめのアイテムを紹介
顔の産毛処理は、美肌の持ち主が実践していると噂のフェイスケア方法。つるつる肌になりたくて、セルフのシェービングが気になっている方も多いでしょう。一方で、肌が傷ついてしまうのでは?という不安の声も。
そこで今回は、顔の産毛処理のメリットとセルフのシェービング方法を解説します。肌負担を軽減させる正しいやり方やキレイな仕上がりを叶えるポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
接近戦に負けないツヤ肌へ。顔の産毛処理をするメリットとは?
メリット(1)肌のトーンアップ
顔の産毛処理をすると素肌が明るくなり、自然なトーンアップが期待できます。本来の肌の美しさを体感できるので、一度行うとやみつきになってしまう方が多いようです。
女性の産毛は目立ちにくいため日常で困ることはほとんどありませんが、肌のくすみ対策には最適。スキンケアを徹底してもなかなか透明感を得られない方におすすめです。
メリット(2)手触りのよいつるつる肌に
シェービングをする際は、顔の産毛だけでなく肌表面の古い角質や毛穴汚れも一緒に除去できます。そのため、スクラブ後のような透明感やつるつる感が実感できるでしょう。
肌表面の不要なものをすっきり取り去ることで、化粧水や美容液などの浸透※もよくなりスキンケアがはかどりますよ。
※角質層まで
メリット(3)肌荒れ・ニキビを予防
顔の産毛と肌荒れは関連性がないと思われがちですが、皮脂汚れやほこりなどが絡まりやすく、肌荒れやニキビの原因になることも。産毛が雑菌を誘い、毛穴の中に侵入することでニキビにつながると考えられています。
顔の産毛処理は繰り返す肌荒れやニキビを予防できるため、すこやかな肌状態をキープしたい方にもおすすめです。
メリット(4)メイクのりアップ
ブライダル前のシェービングが一般化しているように、顔の産毛処理をしたあとはファンデーションがキレイにのり、仕上がりが格段にアップします。産毛が顔全体に密集して生えているとファンデーションが肌に密着しにくく、色ムラや化粧崩れの原因になるのです。
メイクのりがよくなることで少量のファンデーションでもキレイな肌を作れ、すっぴん風のナチュラルメイクが簡単に完成します。
顔全体をトーンアップ!産毛ケアの前に押さえたいポイント
自分に合う産毛処理アイテムは?
カミソリの特徴
使い捨てのカミソリはすぐに手に入り安価なので、手軽にケアしたい方におすすめ。使い方によっては肌へのダメージが大きいため、正しいシェービング方法を学ぶことが大切です。
カミソリにはさまざまなタイプがありますが、女性向けのフェイス用L字カミソリの中から刃渡りがコンパクトなものを選びましょう。刃に付いているガードは、肌を傷つけないようにするためのもの。敏感肌の方や初心者の方は、ガードの幅が細かいものを選ぶと肌の負担を軽減できるので、選ぶ際にチェックしてみてください。
フェイスシェーバーの特徴
電動のフェイスシェーバーは肌への安全を考えて作られているので、顔剃りに慣れていない方も比較的簡単に使用できます。素肌にそのまま使えるため、メイク後に処理したいときやこまめにシェービングしたい方にとって便利なアイテム。一方で安全面に優れている代わりに、カミソリと比べて切れ味が穏やかなのがデメリットです。
フェイスシェーバーの選び方も、刃渡りが長いものより短いものの方が狭い部分を剃りやすいのでおすすめ。操作性やお手入れが簡単なものだとより気軽に使えるでしょう。
シェービングクリームや保湿クリームを使用する
産毛処理をカミソリで行うときは、必ずシェービングクリームや保湿クリーム、乳液などを顔全体に塗り、肌とカミソリの間にクッションを作りましょう。柔らかくて伸びがよいテクスチャーのものなら何でもOKですが、バームや軟膏のような密着感が強いタイプはカミソリの滑りを妨げるので避けてください。
実際のところ、シェービングクリームは女性用アイテムが少なく手に入りにくいため、保湿クリームか乳液で代用する方法がおすすめです。
産毛ケアの頻度はどのくらい?
顔の産毛処理は古い角質も一緒に除去するため、肌サイクルを考慮して3〜4週間に1度の頻度で行うことが適切。処理後に産毛が伸びはじめると、ざらざらとした肌触りが気になって高頻度でケアする方も多いですが、負担が大きいため最適な頻度を守りましょう。
シェービングをするタイミングは、お風呂上がりや洗顔後などの肌が柔らかいときがおすすめです。
カミソリの正しい使い方とは?
カミソリはヘッド部分を肌にフィットさせ、力を抜いてゆっくり滑らせます。意識すべきポイントは、カミソリの刃を肌表面に対して平行に近づけることです。ヘッドが浮いた状態になるとカミソリの刃がダイレクトに肌へ当たるため、皮膚が傷付いたり炎症を起こしたりと、思わぬ肌トラブルの原因に。顔は丸みや凹凸があるため、短いストロークで少しずつシェービングすると簡単です。
また、カミソリを当てたら刃先に付いたクリームを1回ごとにティッシュで拭い取ると、最後まで切れ味が落ちません。
この記事を書いた人
佐々木ちか
大手エステ会社にてエステティシャンとして10年間従事。接客業の傍ら、店舗運営、広告モデル、技術教育に携わる。ライターに転身後、各種メディアにて美容・健康分野の執筆をスタート。現場経験を活かした濃厚で手触り感あるコンテンツを心がけている。こだわり深いコスメに目がない。東京下町にて夫と猫の3人暮らし。