出典:adobestock
すぐに実践できる足首マッサージの6つのやり方!むくみや疲れの原因を改善しよう
すっきりとした足首で、颯爽とパンプスを履きこなす女性は素敵ですよね。そんな美脚を目指してダイエットをしても、足首の太さが改善せずメリハリのなさに悩んでいる方は多いでしょう。
そこで今回は、足首のむくみや疲れ解消にぴったりな簡単マッサージのやり方をご紹介します。マッサージのほかにも日常で取り入れられる方法をいくつかお伝えしますので、参考にしてみてくださいね。
足首やくるぶし周りのむくみを引き起こす原因とは?
原因(1)座りっぱなし・立ちっぱなし
長時間の座りっぱなしや立ちっぱなしの姿勢が多い方は、ふくらはぎから足首がむくみやすくなるでしょう。通常下半身の血液やリンパの流れは、身体を動かすことで筋肉がポンプの機能を果たします。したがって、同じ姿勢が続くと重力に負けてスムーズな流れを妨げてしまう原因になるのです。
とくにデスクワークが増えている方は、途中でこまめに立ち上がるように意識することが大切になります。
原因(2)運動不足
健康を保つためにも必要な運動は、足首のむくみにもしっかりとアプローチしてくれます。習慣的に運動をしない方は、日常生活で筋肉や関節を大きく動かすタイミングが極度に少ないため、足首から全身に至るまで固くなりがち。固くなった部分は血液やリンパの流れが低下し、必然的にむくみやすくなります。
初心者の方は、すぐにできて簡単なウォーキングからはじめてみましょう。有酸素運動とストレッチを並行してできる、ラジオ体操もおすすめです。
原因(3)血行不良・冷え
足首のむくみで悩んでいる方はほとんどの場合血行不良を起こしているため、触ってみると季節を問わず冷えている方が多数。血液の流れを促すには、先ほどもご紹介したように運動習慣をもつことが大切です。運動をすると汗をかくので、余分な水分や老廃物を排出できてむくみ改善にもつながります。
運動できない日は少し長めに入浴し、しっかりと発汗を促すのもよいでしょう。
原因(4)足首の歪み
足首の歪みの主な原因は、足先とふくらはぎをつなぐ距骨(きょこつ)が関係しているといわれます。距骨の歪みは足首を固くして血液やリンパの流れを妨げるばかりか、ひざや骨盤、背骨など全身の姿勢にも悪影響が。
自分で足首の歪みをチェックすることは難しいですが、立ち姿勢でひざが正面を向いていない方や外反母趾の方、よい姿勢を保ちにくい方は、一度プロの整体を受けてみるのもよいでしょう。セルフケアとしては、マッサージやストレッチで足首周りを柔らかくするのがおすすめなので、ぜひやってみてください。
老廃物や血液の流れを改善する足首マッサージのコツ
足首マッサージのコツとは?
足首マッサージのコツ5つ
- ・ボディクリームやボディオイルで滑りやすくする
- ・身体が温かいお風呂上がりに行う
- ・心地よい力加減でマッサージする
- ・骨のキワを狙う
- ・ストレッチも行って足首をより柔らかくする
足首は、セルフマッサージで表面から刺激するだけではなく、ストレッチも並行して行うのがおすすめです。
ボディクリームやボディオイルで滑りやすくする
足首マッサージをする場合は、ボディクリームやボディオイルを使用して手が滑りやすい状態で行ってください。マッサージ用のアイテムがなければ、保湿用でも代用できます。
たくさん塗布すると滑りすぎてマッサージしにくいため、少量を手のひらによく伸ばしてからつけるとよいでしょう。
身体が温かいお風呂上がりに行う
お風呂上がりは、血流やリンパの流れが一時的に活発になっています。そのタイミングで足首マッサージをすると、むくみや足の疲れが改善しやすいでしょう。お風呂で足首が温まると柔軟さが増すため、無理なストレッチによる怪我も防止できます。
身体を柔らかくするために日頃からストレッチをしている方も、ぜひお風呂上がりに行ってみてくださいね。
心地よい力加減でマッサージする
足首マッサージの適切な力加減は「痛気持ちいい」程度が目安なので、呼吸が止まったり身体に力が入ったりする場合は強すぎです。また、むくみが強い方はくるぶし周りが腫れることもあるため、その場合はより気をつけてやさしい力で行いましょう。
足裏は皮膚がとても厚く押しにくい部分なので、指だけで押すのではなく息を吐きながら自分の体重をのせると楽にマッサージできます。
骨のキワを狙う
足首マッサージで重要なポイントは、骨のキワを狙ってマッサージすること。とくにおすすめの場所は、外くるぶし・内くるぶし・足の甲の3つです。このあたりにはリンパが多く集まっており、全身のめぐりが滞ると老廃物が溜まって立体感がなくなってしまいます。
また、足の甲の指と指の間をしっかり刺激すると、呼吸が深くなったり免疫力が高まったりするのでおすすめです。
この記事を書いた人
佐々木ちか
大手エステ会社にてエステティシャンとして10年間従事。接客業の傍ら、店舗運営、広告モデル、技術教育に携わる。ライターに転身後、各種メディアにて美容・健康分野の執筆をスタート。現場経験を活かした濃厚で手触り感あるコンテンツを心がけている。こだわり深いコスメに目がない。東京下町にて夫と猫の3人暮らし。