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ミニマリストの断捨離のコツって?モノを捨てる・残す方法を極めて豊かな暮らしへ
必要最小限のモノだけで暮らす「ミニマリスト」のような暮らし方が注目されています。モノが少なくても心が豊かで軽やかな暮らしができるミニマリストに、憧れている方も多いでしょう。
この記事では、ミニマリストになるための断捨離のメリットやコツ、断捨離の進め方について解説します。モノを捨てるのが苦手な方も断捨離方法を身に付けて、ミニマリストに近づきましょう!
ミニマリストが注目されるわけ
現代社会では、欲しいモノは働いたお金でいつでも購入して手に入れられます。しかし、新たなモノを手に入れると収納スペースが必要になり、モノが増えることで整理したり掃除したり、あるいはモノが見つからず探し回ったり…といつの間にか身の回りのモノにとらわれて暮らしている方も多いはず。
そんな日常の中で必要なモノを厳選し、シンプルでモノにとらわれずに暮らすことをテーマにした、ミニマリストの軽やかな生き方に共感が集まり注目され始めているのです。
片付け上手が身につく「断捨離」の5つのメリット
お金が貯まる
断捨離をすると、モノを購入する機会が減ることから無駄遣いが減りお金が貯まるメリットがあります。断捨離で不要なモノを捨てると部屋がすっきりと整理されるので、できるだけモノを増やしたくないという気持ちになるのです。
その結果、お店に行って何かを購入する際に「本当に必要か?」と考えるようになり、お金の散財を防いでくれます。
必要なときにモノがすぐに見つかる
断捨離をすると、持ち物が少なくなり収納スペースも整理されるため、どこに何があるのかはっきり把握できるようになります。「出掛けに鍵がない…」「今日着る服がなかなか決まらない…」といったモノを探したり、悩んだりする時間が減るのもメリットの1つ。
断捨離をすると必要なときに対象のモノがすぐに見つかり、時間を有意義に使えるというメリットもあります。
片付けや掃除が楽になる
断捨離によってモノが少なくなると、格段に片付けや掃除がしやすくなる点もメリットといえます。部屋にモノが少なければ、掃除機をかけるためにモノをどかす労力が不要に。棚の上を拭くときも、モノが少なければ気軽に拭き掃除ができるので、掃除に対するハードルが下がるのもメリットです。
片付けや掃除にかける時間が減ることで自分の時間が増え、ゆとりのある暮らしが送れるようになることもメリットといえるでしょう。
スペースが有効活用できる
断捨離で不要なモノを減らすことで、今までなかったスペースが生まれるメリットがあります。部屋の狭さが気になっていた方も、断捨離をしてモノを減らしてみると意外とスペースがあった!ということに気づくかもしれません。
収納についても、モノを減らすことで整理でき、必要なモノが探しやすくなるといったメリットも生まれます。
すっきりして心に余裕ができる
断捨離をすると、モノがたくさん溢れていたスペースがすっきりと整理され、風通しがよくなり、気持ちよく過ごせる空間になるメリットがあります。モノが多い部屋は煩雑な印象で、心が落ち着かない場合も多いのです。
断捨離で整理することで生活スペースがシンプルに整理されるため、心に余裕が生まれます。そうすることで、結果的に「本当に必要なことは何か」と自分を見つめ直す時間が増え、快適な暮らしが繰り返し続けられる点もメリットといえるでしょう。
ミニマリストへの第一歩!上手に断捨離する方法
ミニマリストに憧れている方は、まずは以下の手順で断捨離にチャレンジしてみましょう。
- (1)片付けたいモノを1ヶ所に集める
- (2)基準を決めて分類する
- (3)処分する
- (4)収納する
- (5)定期的に断捨離を見直す
今あるモノの中から不要なモノを見極めて処分し、新しいモノを手に入れるときは「本当に必要か?」と考えることが断捨離への近道となります。
ステップ1:片付けたいモノを1ヶ所に集める
実際に片付けたい対象のモノがどれくらいあるのかを把握するために、最初に片付けたいモノをすべて出して確認しましょう。最初は部屋が散らかってしまうのですが、まずは全体量を把握してみることが大切です。
よく使うモノ、長い期間使っていなかったモノ、中には一度も使っていなかったモノもあるかもしれません。
ステップ2:基準を決めて分類する
片付けたい対象のモノを集めたら、自分なりの基準を決めて分類します。ここで必要・不必要の2択にしてしまうと、迷ってしまい判断に時間がかかってしまいがちです。
上手に断捨離するために、今は決められないモノも出てくる前提で「保留」という選択肢も作っておく方法が、時間もエネルギーもかけずに断捨離するコツになります。
断捨離の判断基準の例
- ・一番よく使うモノ
- ・これから活用するモノ
- ・もう使わないモノ
- ・とっておきたいモノ
- ・判断に迷うモノ
ステップ3:処分する
一番よく使うモノやこれから活用する予定のあるモノ以外は、できるだけ処分しましょう。処分の方法はさまざまで、まだ使えるモノは売ったり譲ったりする方法もあります。もう活用が難しいモノについては、捨てることになるでしょう。
処分方法についてはよく検討し、売却する、リサイクルに回すなど捨てる以外の方法をとれば、再利用できたりお金に変えたりするメリットも生まれます。
ステップ4:収納する
一番よく使うモノや今後活用する予定のあるモノは、あるべき場所に収納します。収納する際は、対象のモノが行方不明にならないよう、見えやすい位置や取り出しやすさに着目するのがコツです。
とっておきたいモノや判断に迷い一旦保管しておきたいモノは、クローゼットや収納スペースにひとまず収納して片付けてしまいましょう。