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ダイエット中の停滞期とは?体重が落ちない原因や期間、乗り越える対策方法を押さえよう
今まで順調に体重が減っていたのに、急に減らなくなると心が折れそうになってしまいますよね。「頑張っているのにどうして?」「どうやったらまた体重が落ちるの?」など、さまざまな疑問を抱き不安になる方も多いのでは?
しかし、ダイエットの停滞期は誰にでも起こることなので安心してください。この記事では、ダイエット停滞期に突入したときの対策方法を、原因をもとに解説します。正しい方法で停滞期を乗り越えて、ダイエットを成功させましょう。
ダイエット停滞期に突入したかどうかを見極めるポイント
体重の減少が2週間以上止まる
ダイエットを開始した当初は体重が落ちていたのに、急に変化が止まった場合は停滞期の可能性があります。この場合は、ダイエット期間が少なくとも2週間以上経過しているかがポイントです。
ダイエットにより筋トレや有酸素運動を始めた場合は、脂肪が筋肉に変わります。筋肉は脂肪よりも重いため、脂肪が減っていても体重に変化が現れないことも。そのため、停滞期に突入したか見分けるには体脂肪率をチェックしましょう。体脂肪率も低下していなければ停滞期に突入したと判断できます。
ウエストの数値の変化がない
ダイエット期間中は、ウエストのサイズを測るのがおすすめ。なぜなら、体重に変化がなくても脂肪が落ちていればウエストのサイズも減少するからです。
脂肪が分解されるときに発生する水分の排出がうまくできていないので、体重は落ちませんがウエストの数値には変化が現れます。そのため、ウエストの数値も全く変化がない場合は、停滞期に突入したと判断しましょう。
体温の低下
基礎代謝が落ちると体温が低下するため、体が省エネモードに突入したかどうかは体温で見分けられます。基礎体温の変化による停滞期の見分け方は、起床直後の体温を毎日記録するだけでとても簡単です。
0.3℃以上の低下があった場合は、停滞期に突入したと判断できます。ただし、体温を比較する際は注意が必要です。女性は生理周期によって基礎体温に影響が出るため、生理周期と同じくらいの時期で体温を比較しましょう。
やってはいけない!ダイエット停滞期の3つの行動
ダイエットを辞めてしまう
頑張っているのに体重が減らないからといって、ダイエットを辞めてしまうのは非常にもったいないです!停滞期は苦しい時期ではありますが、これまでのダイエットによる減量が順調だった証。
体が「今の状態で大丈夫」と判断するまでの期間なので、対策をして停滞期を乗り越えれば再び体重は落ちます。この時期は体重を減らすことよりも、維持することを目標にしてダイエットを継続しましょう。
暴飲暴食に走る
停滞期を脱出する方法としてチートデイを設けるのは有効ですが、食べ過ぎには注意が必要です。ダイエットによるストレスや、停滞期によるモチベーションの低下で暴飲暴食をするとリバウンドの原因に。とくにこの時期の暴飲暴食は、糖質や脂質を溜め込みやすくなります。
体重だけにとらわれず、体脂肪率に目を向けたり長期間での数字の変化を見たりして、ネガティブにならないようにしましょう。
極端な食事制限や激しい運動
体重が減らないからといって、今まで以上に食事制限をしたり過度な運動をしたりする方法は厳禁です!なぜなら、このような行動は体内が飢餓状態であることを加速させ、ますます停滞期から抜け出せなくなってしまうから。
また、極端な食事制限をすると健康状態にも悪影響を及ぼします。女性の場合は生理が止まってしまうこともあるので、今までどおりの方法でダイエットを続けるように心がけましょう。