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【首コリ解消】リンパマッサージのやり方。セルフケアで老廃物を流してスッキリしよう!
デスクワークやスマホ中心の生活が増え、肩コリと同じように悩まされている方が多い首コリ。小顔の維持にも影響を及ぼすため、何とか自宅でセルフケアできないかと考える方もいるでしょう。
そこで今回は、簡単にできる首のリンパマッサージのやり方をご紹介します。コリの原因や日常生活でできることも解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
多くの現代人が悩む「首コリ」の原因とは?
そもそも「コリ」の正体とは何?
首コリの悩みを抱える方は、首の後ろや肩の付け根にゴリゴリとした硬い部分がありますよね。これは、緊張やストレス、体の冷えなどによって血管が収縮され、老廃物が溜まって筋肉が縮んでコリ固まったものです。
首に負担がかかる状態が続くと、血流やリンパの流れが低下し、筋肉の柔軟性を失います。コリ固まるほどストレートネック※になり、首の動きも悪くなるので、さらなるコリや疲れ、むくみなどを引き起こすのです。
※首の骨のカーブがなくまっすぐに変形した状態
首コリの原因(1)姿勢の乱れ
姿勢の乱れは首コリの大きな原因で、さまざまな悩みにつながるといわれています。首に負荷がかかることで筋肉が収縮した状態が続き、呼吸もしにくくなるでしょう。呼吸が浅いときは余計に身体が緊張するので悪循環となり、手強い首コリを引き起こします。
顔周りの老廃物の流れも滞り、首コリにくわえて顔のむくみやくすみ※で悩む女性も多いです。
※血行不良によるもの
首コリの原因(2)冷えや血行不良
首周りの冷えや血行不良は、筋肉が硬くなり、首コリを引き起こす原因の1つです。人によっては、冷えがきっかけで首・肩の痛みや頭痛がでる場合もあります。
夏は薄着や冷房で冷えてしまったり、冬は寒さで血液やリンパの流れが悪くなったりと気が抜けませんよね。首に悩みがある方は、今回ご紹介するリンパマッサージにくわえて、1年を通して首元を冷やさないように工夫しましょう。
首コリの原因(3)慢性的なストレス
日頃ストレスやイライラを感じやすい方は、首や肩がコリやすいといわれています。自律神経が乱れると、首コリの原因である血流悪化のきっかけになるからです。したがって、慢性的にストレスを感じていると、常に首がコリやすい状態だということ。放置すると老廃物も溜まりやすく、場合によってはリンパが腫れることもあります。
上手にストレスケアすると、精神的なツラさと首の両方をケアできますよ。
あなたの首コリを簡単セルフチェック
首コリさんに起こりがちな生活習慣や悩みをまとめたので、以下の項目にどれくらい当てはまるかチェックしてみてください。
【首コリのセルフチェック項目】
- ・姿勢が悪い
- ・デスクワーク中心の仕事
- ・肩が凝っている
- ・目が見えにくい
- ・冷えを感じる
- ・運動不足である
- ・首を寝違えることが多い
- ・頭痛やめまいが頻発する
チェック項目が多く当てはまる方は、1つでも見直して首への負担をやわらげましょう。
首周りの老廃物を流すリンパマッサージの効果
首・肩のコリを軽減
首のリンパマッサージでめぐりを促すと、滞った血液がスムーズに流れだし、首・肩のコリ軽減に効果的。自分の手で行うマッサージケアは手のひらの温度が伝わるので、冷えた首に血がめぐり温まってくるのを感じられるでしょう。
また、血行不良を起こすと体内の老廃物や疲労物質も流れにくい状態に。マッサージはただ気持ちよいだけでなく、体内の疲れの原因にアプローチしてリフレッシュ効果も期待できます。
顔のむくみを解消
リンパ節は体内の老廃物をろ過するため、リンパマッサージで首元を流してあげると顔のめぐりもよくなり、むくみを効果的にケアできます。小顔マッサージを行う場合も、首周りとセットで行うことが効果を引き出すポイント。
また、首と鎖骨が交差する部分には、全身のリンパが最終的に集まる「静脈角」があります。綺麗を目指す方は首のリンパを流して、美しく健康的な身体を手に入れましょう。
細長くて華奢な首筋へ
首コリの悩みを抱える方は、首の後ろや付け根が常に緊張している状態のため、筋肉が盛り上がっている方が多いです。本来の首よりも太く短く見えてしまうこともあり、女性にとっては致命的ですよね。
リンパマッサージで首をケアすると、緊張感がとれて筋肉の柔軟性がアップ。コツコツ継続することも必要ですが、ほっそりとした女性らしい首元をゲットしたい方は習慣的に行いましょう。
血行とリンパの流れを促し顔のくすみを整える
顔のくすみ※は、首や肩周りの血行不良から発生することもあります。そのため、首のリンパマッサージで血液が滞りなく流れると、顔全体の血色がよくなって明るい肌印象に。
肌に必要な酸素と栄養素もすみずみまで行き届きやすくなるので、毎日のスキンケアや美容習慣の効果も底上げしてくれるでしょう。
※血行不良によるもの
この記事を書いた人
佐々木ちか
大手エステ会社にてエステティシャンとして10年間従事。接客業の傍ら、店舗運営、広告モデル、技術教育に携わる。ライターに転身後、各種メディアにて美容・健康分野の執筆をスタート。現場経験を活かした濃厚で手触り感あるコンテンツを心がけている。こだわり深いコスメに目がない。東京下町にて夫と猫の3人暮らし。