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朝に「白湯」を飲むメリットって?タイミングや正しい飲み方を知って健康と美を習慣に
美容に関心の高い人ほど、朝に白湯を飲む生活習慣が身についています。朝に白湯を取り入れるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?白湯をすでに取り入れている方は、飲む適切なタイミングや正しい飲み方をしっかり押さえましょう。
今回は健康と美容に役立つ朝の白湯について、寝起きに飲むメリットから正しい飲み方や注意点まで徹底的に解説します。
続けて実感!朝白湯を飲むメリットとは?
朝白湯を飲むメリットとは?
朝に白湯を飲む習慣を身につけるメリットは5つあります。
- (1)内臓を目覚めさせ、働きを高める
- (2)腸の働きを活性化させる
- (3)身体を温めて基礎代謝アップ
- (4)むくみ解消にも役立つ
- (5)寝ている間に失った水分補給に
白湯を取り入れるだけでこれらのメリットが手に入るので、積極的に毎日の習慣にしていきましょう。
内臓を目覚めさせ、働きを高める
朝に白湯を飲むメリットとしては、内臓を目覚めさせて働きを高めることが挙げられます。寝起きの時点では思った以上に体内はもちろん、内蔵も冷え切っている状態です。白湯を飲むことで内臓をゆっくりと目覚めさせ、消化作用を促進!身体の中の不要なものを排出しやすくなります。
食欲のないときでも白湯を飲むことで内臓が目覚めるので、朝ごはんを少しでも食べようという気分にさせてくれますよ。
腸の働きを活性化させ、排泄をスムーズにする
朝白湯を飲むことで、腸の働きが活性化されます。腸の働きが活性化すると、栄養の吸収率がアップするだけでなく、腸の動きも促進されるので溜まったものがスムーズに排出され、その結果便秘解消にも繋がります。
水分が不足していると便が固くなってしまい出にくくなるため、朝の白湯とともにトイレに行く習慣もつけていくのがベスト!トイレに行って座る習慣は腸によいとされており、とくに朝食後は排便にとってよいタイミングです。寝起きの白湯でスムーズな排便をサポートしましょう。
身体を温めて基礎代謝アップ
朝に白湯を飲むことで、身体全体を温められます。体温が1℃上がると、基礎代謝は10%ほどアップするので、その結果痩せやすい身体に!痩せたい人はもちろん、身体の冷えが気になる人は毎朝の白湯を取り入れて体内を整えていきましょう。
さらに、身体を温めることで免疫力もアップします。風邪をひきやすい体質だと思っているのなら、生活に朝の白湯を取り入れてみてくださいね。
むくみ解消にも役立つ
白湯を朝に飲むことで代謝が上がり、血液循環やリンパの流れがよくなるので、結果としてむくみ解消もスムーズになります。水分を摂るとむくみやすくなるイメージがありますが、白湯の場合飲み方に注意すればむくまずに済みますよ。「白湯を飲んでむくんでしまった」という方は、これから紹介する正しい飲み方でもう一度取り入れてみてくださいね。
さらに血行が促進されることで、むくみだけでなく肩こりや腰痛の緩和も期待できますよ。
寝ている間に失った水分補給に
寝ている間に意外と多くの水分を失っており、寝起きの体内は水分不足になっています。朝目覚めてから白湯を飲むことで、寝ている間に失った水分補給にも役立つのです。
さらに、朝の水分補給は自律神経のバランスを整える役割もあります。リラックスメインの副交感神経が優位の状態から、アクティブな交感神経が優位の状態へと切り替えるサポートをしてくれるメリットがありますよ。スムーズな目覚めのために、ぜひ白湯を取り入れてみてくださいね。
改めて確認!白湯の正しい作り方・飲み方
白湯とお湯の違いとは?
白湯と聞いてもどんなものかイメージがしづらく、「お湯と何が違うの?」と疑問に思う人もいるでしょう。白湯とお湯の大きな違いは、沸騰させているかどうかです。お湯は40℃以上に加熱したものを指します。一方、白湯は沸騰させて不純物を取り除き、50℃前後まで冷ましたもの。
また、白湯は湯冷ましとも似ていますが、湯冷ましは沸騰させて常温まで冷ましたものなので、やはり白湯とは異なるものになります。飲み方をチェックする前に、まずは自分が飲んでいるものが白湯なのかを確認してみてくださいね。
やかんや鍋で沸騰させて作る
白湯はやかんや鍋で沸騰させて作っていきます。水道水を使う場合は10~15分沸騰させ、不純物をしっかり取り除きましょう。沸かした後は50℃くらいまで冷ましてから飲みますが、大体その温度になるまでに30分ほどかかります。
朝の貴重な時間を有効に活用するためにも、目覚めたら最初に白湯を作るとそのほかの準備ができスムーズですよ。
鉄瓶を使って鉄分補給のメリットをプラス
白湯を作る際に鉄瓶を使うことで、鉄分が水に溶けだし、鉄分の補給にも繋がります。鉄分が不足気味の女性にとっては、鉄瓶で作った白湯を飲むことで、身体の調子が整うだけでなく鉄分も摂取できるメリットが生じますよ。
鉄瓶を使って白湯を作ると味がまろやかになるという声もあるので、白湯が飲みにくいと感じる人にもおすすめです。鉄瓶で白湯を作った後は、濡れたまま放置しないように注意が必要。塗れたまま放置するとサビの原因となってしまうので、しっかりと水分を飛ばすように乾かしてくださいね。
電子レンジやウォーターサーバーを使うと簡単
白湯はやかんだけでなく、電子レンジを使って作れます。コップ一杯であれば、500Wで1~2分ほど温めればOKです。電子レンジを使う場合は、水道水を使わないように注意し、ミネラルウォーターを使ってください。水道水には不純物が含まれている可能性があり、電子レンジだとその不純物を取り除けません。そのため、最初から不純物が含まれていない水を使いましょう。
ウォーターサーバーがあれば、より手軽に白湯習慣がスタートできますよ。
たくさん作らず飲む分だけ
白湯を作るときに気をつけたいのは、一気にまとめて作らないことです。あくまでその都度飲む分だけ作るのがポイント!沸騰させて作った白湯は塩素が抜けているので、長時間保存ができません。
朝以外にも取り入れたいけれど、外出先ではどうしても白湯を作るのが難しいという人は朝作ったものを保温ボトルに入れて持ち運び、できる限り早めに飲み切るようにしてください。最近ではペットボトルで白湯が販売されているので、それを購入するのも便利でおすすめです。
作った白湯を沸かし直すのもNG
朝に飲む分だけ作ったものの、余った場合に再度白湯を沸かし直して飲むのはNGです。白湯の効果が薄まってしまうので注意しましょう。
また、沸騰した後白湯に水を足して冷ます時間を短縮するのも避けてください。なぜなら、白湯はアーユルヴェーダの観点でいう3つの質「風」「火」「水」の調和がとれた飲み物だからです。煮沸した白湯とミネラルウォーターを混ぜる行為は、白湯が持つこの3つの質のバランスが崩れるといわれています。
白湯を飲むタイミングは朝食を食べる30分前
朝白湯を飲むタイミングは、朝食を食べる30分前がおすすめです。白湯を飲むメリットの部分でも説明しましたが、白湯には内臓を目覚めさせ、腸の働きを活性化させる役割があります。寝起きに白湯を飲み、胃腸の目覚めをサポートしてあげましょう。
間違っても白湯を飲んですぐに朝食を食べないように注意してください。白湯によって体内の消化液が薄まっているので、その状態で食事を取ると消化が不十分になってしまうためです。スムーズな消化のためにも、飲むタイミングには注意しましょう。
ゆっくりと10分くらいかけて飲む
白湯の正しい飲み方は、ゆっくりと10分くらいかけて飲むことです。白湯は50℃前後になっているので一気に飲めず、強制的に少しずつ冷ましながら飲む形になります。熱いものに強い人だと一気に飲めるかもしれませんが、一気飲みは喉や内臓に負担がかかってしまうので注意が必要です。
寝起きの身体にじんわりと水分が入っていくのを感じながら、すするようにゆっくり飲んでくださいね。寝起きの頭も、朝白湯を飲んでいる時間で徐々に目覚めてきますよ。
この記事を書いた人
溝辺みゆ
自分を好きになるきっかけをくれたメイクが大好きな1児のママ。畑違いの仕事から独学で、コスメコンシェルジュ・コスメライター・色彩検定1級を取得。分かりやすく役立つのはもちろんのこと、読んでいて楽しいと思えるような記事をお届けしていきます。最近は一重を活かしたメイクの研究中。