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知っておきたい香水の基本!使用期限の見方や期限が切れた時のマネしたい活用方法
好きな香りを手軽に付けることのできる香水ですが、「使用期限はいつまでだろう」と思ったことはありませんか?期限を知らないままずっと使っていると、思わぬ肌トラブルを起こす危険性があります。また、知らない間に悪臭を周囲に放っていることも。
そこでこの記事では、香水の使用期限や期限の見方などを徹底解説します。香水の基本を知って、好きな香りを大切に使ってくださいね。
正しい保管方法(3)フタをきちんと閉める
使うたびに、必ずフタをきちんと閉めてください。少しでもフタが開いている場合、そこから空気が入り、酸化や劣化が進む原因になります。急いでいるときでもフタをきちんと閉めたか、確認してくださいね。
フタを閉めていても不安な場合は、ガーゼやコットンなどをフタの隙間に挟み込むことで密閉度が上がります。空気を完全にシャットダウンできるわけではありませんが、フタの隙間を少しでも防ぐことが可能です。
期限が切れても大丈夫!肌に使用しない香水の使い方
(1)ルームフレグランスとして使用する
特徴
ルームフレグランスは、置いているだけで部屋中に香りが漂います。「せっかく買ったから捨てるのはもったいない」「お気に入りの香り」という方におすすめな使い方です。
ルームフレグランスとして使うことで、好きな香りに包まれて心地よく過ごせるでしょう。香りで部屋の雰囲気が変わるので、さまざまな種類の香水を持っている方にもおすすめですよ。
使い方
ルームフレグランスの使い方はフタを取ってから落ちない安定した場所に置くだけで、難しい手順はありません。落下する危険のない安定した場所が見つからないときは、カーテンに数回吹きかけてください。カーテンが揺れるたび、ルームフレグランスのような香りを楽しめますよ。
また、小さめの花瓶に香水をこぼさないように移して竹串を入れると、リードディフューザーのような使い方も可能です。
(2)練り香水として使用する
特徴
練り香水とは、ワックスのような固形の香水です。手首や首筋に使えるだけでなく、髪の毛に使うことでしっとりとまとまります。また、液状のタイプよりも香りがやさしく、持続する時間も短いので普段使いにおすすめです。
持ち運びたいときは、小さい容器に入れるとよいでしょう。期限が切れたものだけでなく、香りが強くて使い切れない場合にもおすすめな使い方ですよ。
使い方
白色のワセリンと香水を容器に入れ、しっかりと混ぜたら完成です。使い方は液状のタイプと変わりませんが、期限が切れた香水を使って作る練り香水は、使う前にパッチテストをしましょう。肌に異常が出たときは使うのを中止して、かかりつけの医師に相談してください。
また、手紙や名刺などに少し付けることで、相手が受け取ったときにふんわりと香ります。付けすぎるとべたつくので少量にしましょう。
(3)サシェとして使用する
特徴
サシェは香り袋のことで、キャンドルを溶かして作られたものから石鹸を使って作られたものなど、さまざまな種類があります。サシェを靴箱やクローゼットに置くことで、芳香剤の代わりにも。
また、小さい巾着袋に入れてバッグに入れると、中身を取り出すたびにふんわりとよい香りがするのでおすすめです。ヒモを付けて車の芳香剤として、車内に吊るす方法もありますよ。
使い方
小さく切ったコットンに香水を少しだけ染み込ませ、用意した小さめの巾着袋に入れてリボンで縛れば完成です。このとき、香水をかけすぎないように注意してください。
かけすぎてしまうと香りが強くなってしまうだけでなく、サシェを置いた場所が濡れる原因になります。かけすぎが心配な場合は、スポイトなどを使って染み込ませるとよいでしょう。
期限が切れて使用できない香水の捨て方
香りが漏れないように配慮する
自分が好きな香りでも、ほかの人には不快に感じる場合があります。そのため、使用期限の切れた香水を捨てるときは、香りが漏れないように配慮しましょう。
中身を捨てる方法はビニール袋に新聞紙を入れ、ゆっくりと染み込ませるように中身を流し入れます。すべて流し込んだら、ビニール袋の空気を抜きながら縛ってください。
縛ったビニール袋をジップロックに入れ、空気を抜いて密閉して燃えるゴミに捨てましょう。このとき、こぼさないように注意してくださいね。
パーツをできるだけ分別する
残った瓶に付いているパーツは、できるだけ分別しましょう。パーツは手で外せるものから、道具を使わないと外せないものまであります。パーツを分別するときは軍手をして、ケガをしないように注意してください。
また、パーツを外すときは、容器に付いている中身が飛び散らないように気を付けましょう。どうしても外れないパーツや分別に困るパーツがあるときは、お住まいの自治体に相談してくださいね。
ボトルは再利用ができる
(1)花瓶として使用する
おしゃれなデザインが多い香水のボトルは、花瓶としての使い方がおすすめです。さまざまな種類のボトルを残しておけば、花の長さに合わせて容器を変えられます。容器を変えると雰囲気が変わるので、部屋の印象が変わりますよ。
ただし、花瓶として使う場合は、しっかりとボトルを洗ってから使ってください。少しでも香水の成分が残っていると、中に入れる花を枯らす原因になりかねません。
花を枯らせるのが心配な方は、ボトルに造花を入れる使い方もおすすめです。
(2)インテリアとして使用する
中身が入っていないボトルは、インテリアとして飾るのもよいでしょう。使い方はとくになく、使い終わった香水のボトルを置いておくだけ。さまざまな種類を集めると、よりおしゃれな空間になります。
インテリアとして使うときは、倒れない場所に置いてくださいね。普段使用している化粧品と一緒に並べると、おしゃれな雰囲気が演出できますよ。