出典:adobestock
【セルフで簡単】足の裏マッサージのやり方!ツボの位置を押さえて心と体を整えよう
足の裏には体の各器官や内臓に繋がる「反射区」が集結しています。この反響区の位置を理解することで、より悩みに合ったアプローチがしやすくなるのです。
そこで今回は足ツボの位置を確認しながら、それぞれの悩みに沿ったセルフでできる足裏マッサージ方法を解説します。今までなんとなく足裏マッサージをしていた方も、これを機にツボの位置を押さえて、悩みに合わせた仕方でおこなってみてくださいね。
足の裏マッサージが体によい理由とは?どんな悩みが解消できる?
足の裏マッサージが体によい理由1【血行がよくなる】
足は、心臓へ血液を送るポンプの役割をしていることから「第2の心臓」とも呼ばれる部分。ですが、足の裏は1番心臓から遠い位置にあるのに加え、重力の影響で血液の流れが滞りやすい部位でもあるのです。血液が滞るとポンプの働きが正常におこなわれなくなり、全身が血行不良になります。
足の裏に刺激を与え、血液の滞りを解消することでポンプの働きが正常に戻り、全身の血行もよくなるのです。
足の裏マッサージが体によい理由2【老廃物がデトックスされる】
先ほども説明したとおり、足の裏は血液が滞りやすい部分。血行が悪くなり、ポンプの働きが弱くなると必然的に老廃物も蓄積されてしまいます。老廃物の蓄積は、むくみや冷えを悪化させる原因にもなるのです。
マッサージで刺激することで、血行を促すとともに蓄積された老廃物も流れやすくし、むくみや冷えの軽減を手助けします。
足の裏マッサージが体によい理由3【内臓の動きが活性化される】
足の裏には全身の「反射区」が体の縮図のようにあります。反射区というのは、各器官や内臓に繋がる末梢神経の集まりのこと。足の裏をマッサージすると、この反射区が刺激され、その繋がりのある各器官や内臓が活性化されるのです。
この反射区は足の裏だけではなく、手のひらにもあるといわれています。
足の裏マッサージが体によい理由4【自然治癒力が向上する】
足の裏マッサージは、自力で体の不調を治そうとする自然治癒力を高める手助けにもなります。自然治癒力を高めるためには、自律神経を整えることが大事なポイント。足の裏マッサージは、この自律神経に働きかけてくれるのです。
自律神経は、交感神経と副交感神経の切り替えのスムーズさがカギとなります。足の裏に刺激を与え、体をリラックスさせることで、交感神経と副交感神経のスイッチをスムーズに切り替えやすくしてくれるのです。
足の裏マッサージが体によい理由5【ストレスが解消される】
ストレスは、自律神経が乱れることで蓄積されやすくなる場合があります。ストレスが溜まっていると感じたら、足裏マッサージで自律神経が整うように働きかけてみるのがおすすめです。
また、マッサージで心地よく刺激することで、体がリラックスし気分がスッキリします。溜まった疲れやストレスを解消させたいときは、足裏マッサージで適度に刺激を与え、心身共にリフレッシュさせるのもよいでしょう。
自分で足の裏マッサージをおこなうときのポイント
足の裏マッサージは、血行がよくなったりストレスが解消されたりと、体にとってたくさんよいことがありますが、正しくおこなわないと効率が悪くなってしまいます。
- ・食後すぐにおこなうのは避ける
- ・マッサージオイルを使いながらおこなう
- ・痛気持ちいい力加減でおこなう
必ず上記の3つのポイントを押さえながらおこなうことが大切です。
ポイント1【食後すぐにおこなうのは避ける】
自分で簡単にできる足の裏マッサージですが、効率よくおこなうにはいくつかポイントがあります。
まず1つ目は、食後すぐにおこなわないこと。食後は体が食べ物を消化しようと消化器に血液を集めている状態です。その状態でおこなうと消化器に集まっている血液が減少してしまい、消化不良をおこす恐れがあります。マッサージはできるだけ食前、もしくは食後30分以上経ってからおこないましょう。
ポイント2【滑りをよくするためマッサージオイルを使う】
2つ目は、必ずオイルやボディークリームなどを付けてからおこなうこと。何も付けない状態でマッサージすると、皮膚への摩擦が大きくなり負担をかけてしまいます。オイルやクリームで滑りをよくしておくことで、摩擦による負担が最小限に抑えられるのです。
また、オイルやクリームを付けながらマッサージすると、皮膚がなめらかになり保湿ケアにもなりますよ。
この記事を書いた人
shimmy
美容やコスメをこよなく愛する2児の母。好きなことを仕事にしたい!という思いから美容やコスメについて一から勉強し、コスメコンシェルジュの資格を取得。現在はその知識を活かすため美容ライターとして活動中。
最近はブログでアラサーならではの肌悩みや美容についてマイペースに発信中。