出典:adobestock
快適な《落ち着く部屋》の作り方。インテリアの色やくつろげるレイアウトも要チェック
毎日の疲れやストレスをリセットしたいなら、自宅を落ち着く部屋に変えてみませんか?
今回は快適な部屋を作る3つのポイントと実践のためのコツを詳しく紹介します。家具の配置や収納を見直して心地よい環境を作り、部屋がバランスよく見えるカラーコーディネートを取り入れてリラックスできる素敵な空間にしましょう。
落ち着く部屋と落ち着かない部屋はどう違う?
落ち着く部屋の共通点
落ち着く部屋の共通点
- ・見た目がすっきりしている
- ・程よい生活感がある
- ・整理整頓されている
- ・ゆとりがあってくつろげる
落ち着く部屋には主に4つの共通点があります。まずシンプルですっきりしており、視覚情報が多すぎないこと。だからといって何もない部屋ではなく、程よい生活感があって部屋を快適に使えることも共通点として挙げられます。
また、整理整頓されていて清潔感があるのも特徴。モノが多すぎずちょうどよいバランスなので、ゆとりがあってくつろげる環境ともいえます。
落ち着かない部屋の共通点
落ち着かない部屋の共通点
- ・部屋が乱れている
- ・圧迫感がある
- ・生活感がない
落ち着かない部屋の共通点は3つあります。まずモノが溢れて掃除されておらず、色や文字が多いのが特徴です。他にも、隙間なく家具を並べたり生活動線上に背の高い家具を置いたりしていると、圧迫感があり窮屈で落ち着きません。
これらとは別に生活感がないパターンもあり、モノがなさすぎて部屋にいるだけで気を使う場合も。
落ち着く部屋がもたらすメリットとは?
収納やインテリアを工夫して落ち着く部屋に変えると、散らかった環境で感じていたイライラが取り除かれ、リラックスして生活できるようになります。部屋がすっきりすることで目に入ってくる視覚的情報が少なくなり、脳の処理に負荷がかからなくなって疲れやストレスを軽減できるからです。
また、落ち着く部屋にすると自宅がどこよりも快適な空間になります。素敵なインテリアにすれば、家に帰るのが楽しみになるでしょう。
落ち着く部屋の作り方(1)家具のレイアウトを見直す
落ち着く部屋の作り方は、「家具のレイアウトを見直す」「収納を改善する」「コーディネートを変える」の3つです。レイアウトや収納を見直すと部屋がすっきりしてくつろげるようになり、色を絞ってコーディネートするとリラックスできるおしゃれな空間に変わります。
コツ(1)背の低い家具を配置して圧迫感を軽減
落ち着く部屋の作り方では家具の選び方が重要ポイントで、背の低い家具を選んで圧迫感を軽減するのがコツです。ローソファや低い棚などをレイアウトすると、壁を覆う面積が少なくなり、ゆったりして開放感のある空間になります。
背の高い家具が既にある場合は、遠近法を利用した部屋の作り方がおすすめです。部屋の入り口付近に背の高い家具を配置し、奥に行くほど背の低い家具にすると、奥行きが強調されて実際より広く見えます。
座ったときの目線の高さにも注目しよう
圧迫感を軽減して落ち着く環境にするために、立っているときだけでなく座ったときに見える家具の高さも意識してみましょう。
例えば立っているときはそれほど背が高いようには見えない棚でも、ソファに座ったときの目線よりも高いと圧迫感が出ることがあります。とくにソファはくつろぐときに使用するアイテムですので、リラックスタイムを妨げないように周囲の家具の高さにもこだわりましょう。
コツ(2)生活動線を妨げないレイアウトにする
落ち着く部屋の作り方のポイントはストレスなく暮らせる環境にすることなので、スムーズに動けて生活動線を妨げない家具のレイアウトを心がけましょう。
例えば1Kやワンルームにはリビング・ダイニング・寝室など複数の役割があり、くつろぐだけでなく、食事をしたり洗濯物を畳んだりとさまざまな動作をおこないます。玄関〜台所〜ソファなどのよく使う通り道は、家具の配置を工夫して便利な動線にしましょう。
日々の行動パターンを思い出して生活動線を考えよう
最適な生活動線の作り方のポイントは、毎日の行動パターンを思い出すことです。
家に帰ったときの行動や家事をするときの移動の仕方、ソファでのくつろぎ方など、部屋での過ごし方にはある程度のパターンがあります。自分の行動パターンがどうすればスムーズになるかを考えて家具をレイアウトすると、便利な生活動線が作れるでしょう。
コツ(3)余白を残した家具の配置でくつろぎの空間へ
家具の量をコントロールすることもポイントで、余白を残した家具のレイアウトにより開放的でくつろげる環境を実現しましょう。
具体的には部屋の広さに対して家具の占有率を1/3程度にすると、バランスよく見えるといわれています。あくまで目安なのできっちり守る必要はありませんが、これより多すぎると窮屈な空間になり、逆に少なすぎても気を使って落ち着かない環境になるでしょう。