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バスソルトの主な効果・効能って?使い方や入浴時間を知ってより特別なバスタイムを!
入浴剤の一つであるバスソルト。一日の疲れをいやしてくれるので、毎日愛用しているという方もいらっしゃると思います。
この記事では基本的な「バスソルトがもたらす効果」に着目し、効果を引き出す使用方法や注意事項をまとめました。
バスソルトと混同しやすいエプソムソルトに関しても、詳しく解説いたします!
入浴剤をよく使用する方やお風呂好きさんは必見です。
バスソルトとはどんな商品?
入浴剤としてお風呂に入れる塩
バスソルトとは、広義にとらえて入浴時に浴槽へ入れて使う塩のことです。入浴剤の一種でお湯を柔らかくするほか、塩が持つミネラル分を体に与えるなどの効果を与えます。
タラソテラピー(海洋療法)の考え方に近く、バスソルト入りのお湯に入浴することで、体のバランスを整えられるといったメリットが得られるようです。
ドラッグストアやバラエティショップなどで気軽に購入できる商品も増えてきました。
香りをつけてリラックスできるものもある
バスソルトは単なる「塩」ではありません。商品によっては機能性や商品価値を高め、差別化を図るために香りをつけているものもあります。
ハーブの精油(エッセンシャルオイル)などを添加して、塩が溶ける工程で香りが湯気と一緒に立ち上る工夫がなされているものが一般的です。
また、ドライハーブなどを塩に混ぜたものも存在します。香りや視覚でリラックスできるのはよいですね。
バスソルトには違いがあるって本当?
エプソムソルト
バスソルトを語るうえで、「エプソムソルト」についてはじめに触れる必要があります。
ソルトとはついていますが「硫化マグネシウム(マグネシウムサルフェート)」という物質で、厳密には「塩」ではありません。
硫化マグネシウムの結晶は塩のように見えることから、「ソルト」という名称がついたようです。
また、英国のエプソム(Epsom)地域で見つかった物質であることから「エプソムソルト」といわれるようになりました。
天然塩
入浴用のバスソルトは、天然塩(塩化ナトリウム)で作られています。これがエプソムソルトとの一番の違いですね。
一般的には、自然の恵みで生まれた塩(岩塩や自然塩)と呼ばれるものが使われています。
ミネラル分などが豊富に含まれているので、食塩のように精製することなくこのまま使えるというメリットがあるからです。
産地はさまざまですが、イスラエルの死海やウユニ塩湖、ヒマラヤなどで採取されたものが採用されています。
クリスタルソルト
自然塩の中でもいくつかの種類があり、代表的なものとしてクリスタルソルトが挙げられます。クリスタルソルトとは透明感がある塩の結晶で、この透明感が「クリスタル」のゆえんとされています。
これは、塩田に入れた海水を結晶化させたものです。塩分を凝縮し結晶化したものなので自然塩であることには違いありませんが、人工的に作られた自然塩といえるでしょう。
しかし、ミネラル分は豊富に含まれているので天然の入浴剤として紹介されています。